物価高に負けない節約術!インフルエンサー和田由貴のエアコン代節約法は?食費節約法買い物術等のプロ3人に学ぶ

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原油高や食料品の高騰が続く中、賃金の伸びが物価上昇に追いつくのか、多くの家庭で家計防衛の関心が高まっています。私たちの暮らしの中で、今すぐ実践できる対策には、どのようなものがあるのでしょうか。

そこで今回は、3人の節約インフルエンサーに着目し、「エアコン」「食費」「買い物術」という視点から物価高を乗り切る知恵をリサーチしてみました。

まず、取り上げる3人の節約家は、以下のとおりです。
和田 由貴
今回は「冷房の節約術」を紹介。節約アドバイザーとして活躍し、日経BP「エコ生活」などでも情報を発信しています。テレビの出演回数多数あり、著書『暮らしを見直す節電対策』などでも知られています。

山口あんな
今回は、食費節約につながる「かさ増し料理」を紹介。元公認会計士で『月7万円貯めた かさ増しフライパンレシピ』の著者で、4人の子供を育てる主婦として食費節約レシピが支持され、累計発行部数は70万部突破しています。

宇都宮知恵子(仮名)
今回は、「買い物術」を紹介。大量のチラシのデータを活用し、食費を抑えながら賢い買い物を実践する宇都宮在住の主婦です。スーパーで販売される47円のシュークリームも、チラシチェックで発見した“逸品”とのことでした。

【エアコン節約】和田さんに学ぶ設定温度を1度高くしても夏バテ知らず

私の試算では、1度上げるだけでも消費電力は、10%~13%削減できると言われています。これをお金に換算しますと、(1日12時間使用した場合)1月に600円、年間で約7,200円の家計の節約効果が期待できます。

さらにおすすめしたいのが、「風量」を強めに設定することです。「風量」を上げても消費電力はほとんど増えない一方、風が体に当たることで体感温度が下がり、涼しく感じやすくなります。

※三菱電機のエアコンの場合、風量を上げる際には、「風速」を最大限に設定しましょう。それでも、コストパフォーマンスは良いと三菱電機側では言っています。

また、フィルターの掃除を2週間に1度行うことで、節約効果はさらに高まります。

【エアコン節約】冷房+扇風機で涼しく、同時運転でも電気代はお得!

和田さんが提言するのは、「エアコン+扇風機(またはサーキュレーター)の併用です。「2つの電気製品を同時に使うと、電気代は高くなるのでは?」と思う方も多いでしょう。しかし実際には、エアコンの設定温度を2℃下げる場合、エアコンでは65W程の消費電力が増えるのに対して、扇風機の消費電力は約25W程度といわれています。

実際に扇風機やサーキュレーターの風に当たると、体感温度が2℃くらい下がるといわれているのです。エアコンだけで暑さ対策するよりも、扇風機やサーキュレーターを併用した方が、実は節電につながります。

私の試算では、扇風機やサーキュレーターを併用すると、少なく見積もっても、1カ月500円ほど冷房代の節約が期待できそうです。夏の3カ月間と考えると、約1,500円の電気代節約になります。

【エアコン節約】帰宅後は、冷房する前に「部屋の空気の入れ替え」を

夏場、帰宅直後の室内は熱気がこもっています。
そのため、まず窓を開けたり換気扇を回したりして室内にこもった熱気を外に出しましょう。その後に、エアコンをつけます。窓は1カ所開けるより、2カ所開けた方が空気の通り道ができ、換気効率は上がります。

【エアコン節約】風量は「自動」にセットする!

和田さんによると、「自動運転に任せることで、エアコンが最も効率の良い運転を自動で行ってくれる」とのことです。そのため、結果的に無駄な電力消費を抑えやすくなります。

※三菱電機の場合、風量の自動を表す表示がエアンにないので、その場合は、風速を最大限に設定しても、コストパフォーマンスは良いとのことでした。

【エアコン節約】フィルター掃除で約5%の節電効果!

「最近、エアコンの効きが悪いと」思ったら、まずフィルターの汚れをチェックしてみてください。ネットの部分のホコリや汚れをふき取るだけでも、約5%の節電が期待できるといわれています。

2週間に1度フィルターを外して、掃除機でホコリを吸い取ると良いでしょう。

【エアコン節約】「除湿」と「冷房」の使い分け

実は、「除湿」と「冷房」では、消費電力や効果に違いがあります
電気代の目安
再熱除湿>冷房>弱冷房除湿
除湿能力
冷房>再熱除湿>弱冷房除湿
温度を下げる力
冷房>弱冷房除湿>再熱除湿

基本的には、温度が高くなる真夏日は、「冷房」を。湿度が高くなる梅雨などは「除湿」を選ぶと過ごしやすくなります。
以上、和田由貴さんの「夏場のエアコン代節約術」を紹介しました。

次章では、山口あんなさんによる食費節約のための「かさ増し料理」を解説します。

【食費節約】6人家族の食費は4万円!-豆腐でかさ増しした鯖缶と

物価高の中、毎日の食費で頭を悩ましている家庭も多いのではないでしょうか。そんな中、節約インフルエンサー・山口あんなさんが実践しているのが「かさ増し料理」。

今回紹介するのは豆腐を使った「鯖缶の玉ねぎ焼き」です。ボールに水切りした鯖缶、はんぺん、新玉ねぎ、水切りした豆腐を入れて混ぜ合わせ、さらに米粉と片栗粉を加えて、 10個くらいの小判型に成形します。それをフライパンにサラダ油を入れ、中火で焼き、両面にこげ目がついたら、完成です。
豆腐やはんぺんを加えることで、ボリューム感がありながら、比較的低コストで満足感のある一品になります。
下準備
豆腐は電子レンジで約8分加熱し、水分を飛ばします。15分ほど置いて水切りしましょう。
材料
・鯖缶3缶
・水切り豆腐1丁
・はんぺん1個
・新玉ねぎのみじん切り200g
・おろししょうが、小さじ1
・おろしニンニク 小さじ1
・米粉大さじ4
・片栗粉大さじ6

【食費節約】ゆでたまご入りの「爆弾エビチリ」で満足感アップ!

もともとエビチリは「量が少ない割に値段が高い」と感じている人も多いメニューです。そこで山口さんは、ゆで卵を加えた「かさ増し料理」を提案します。
作り方は、チリソースをかける前のエビチリの具に、半分に切ったゆで卵を加え、それをボール状にまとめるというもの。卵入りハンバーグのように焼き上げ、最後にチリソースで仕上げます。

なお、下準備として、豆腐は600Wレンジで8分間加熱し、15分ほど置き水切りします。

実際、私の友人に山口あんなさんのレシピを見ていただいたところ、「物価高の時代にとても参考になる」との感想をいただきました。

山口さん宅は、6人家族という大所帯ですが、夫婦2人の年金暮らしの家族でも「かさ増し料理」は十分活用できそうです。

次は宇都宮市在住の年金生活者による、“チラシ活用型“の買い物術を紹介します。

【買い物術】買い物を減らす習慣で「年金暮らし」の不安を軽減!

3人目のインフルエンサーとして、地元の主婦から、「節約の達人」と評判の女性を紹介していただきました。年金だけの収入でやりくりし、県営住宅で堅実な暮らしを続けている方です。落ち着いた生活ぶりが印象的でした。

その女性は、毎日、新聞のチラシを丁寧にチェックしてから、買い物に出かけるそうです。彼女の買い物の回数ですが、週2回ほど、スーパーへ出かけるそうです。
「コスモスというスーパーでは、毎日というわけではありませんが、シュークリームを47円で売る時があるのです」
その“47円のシュークリーム”の情報も、やはり毎日チラシを読んでいるからこそ見つけられたそうです。
取材中には、安売り商品の価格が次から次へと出てきて、「数字にとても強い方だな」と感じました。その買い物術は特別な裏技というより、「毎日チラシを見る」という地道な努力の積み重ねによるものなのでしょう。

まとめ|2026年の物価高時代は「我慢」より「工夫」の時代

今回は、夏の「エアコン」「食費」「買い物」の3ジャンルに分けて、3人のインフルエンサー達から節約術を学びました。取材を進める中で、感じたのは単に「我慢する節約」ではなく「工夫しながら快適に暮らす知恵」がこれからの時代に大切だと感じたのです。
例えばエアコンの使い方では、風量を自動運転にした方が効率よく運転できること。

また、食費の節約では、はんペんやお豆腐などを使った「かさ増し料理」によって、無理なく満足感を得るアイデアが印象的でした。

買い物術では、毎日チラシを確認することで、お得な情報を見逃さないという主婦の努力も印象的でした。50万人都市・宇都宮市のスーパーで、47円のシュークリームが販売されているとは、筆者自身も驚きました。
倹約上手なインフルエンサー達の暮らしには、まだまだ学ぶべき知恵がありそうです。
今回は、ほんの一部をご紹介いたしましたが、機会があれば、また、「節約術part2」として、新たなアイデアを紹介したいと思います。

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