イーロン・リーヴ・マスク氏は、1971年6月28日生まれ。南アフリカ出身のアメリカ合衆国の起業家です。テスラのCEOであり、宇宙開発企業スペースXの創業者としても知られています。
現代のテクノロジー産業において、イーロン・マスク氏はもっとも影響力のある人物のひとりとされています。
2025年12月27日のYahoo!ニュースでは、マスク氏の総資産は約100兆円に達したと伝えていました。
一方で、私生活についても話題がつきません。2025年5月のニューヨークタイムズは、「世界中に子どもが14人ほどおり、日本のポップスターとの間にも子どもがいる」という艶聞も紹介されています。
本記事では、こうした世界的実業家であるイーロン・マスク氏が、未来の世界や日本について、どう考えているのか?インスタグラムやインタビュー、ポッドキャストなどのメディアでの発言を手掛かりに、「イーロン・マスク氏の未来予測6選」と題して、投稿などを要約し、わかりやすく整理してみました。
彼の10年前の予測が現実になっている今、2026年度版の未来予測もやがて現実となるかもしれません。
イーオン・マスク氏のネガティブな側面も踏まえて考える
もっとも、マスク氏の人気が最近アメリカ人の間で芳しくないのも事実です。好ましくないと回答した人がCNNなどの調査で、53%にのぼっています。それでも、10年前に語った(EV車の普及予測)が現実になったように未来を見通す力、時間の使い方・集中力に関する考え方には、日本の一般の方々にとっても学ぶ点が多いと考えました。
イーロン・マスク氏の10年前の予測はどこまで的中したか?
① 電気自動車(EV)販売が主流になる未来?
10年前の予測の当たり例としては、EV車が良い例です。その当時は、EV車は先進的な選択肢にすぎませんでした。しかし、現在、EV車が米国車販売で10%を超え、電気自動車が当たり前になる時代になりました。
参考記事:The 19 predictions that came true in 2025 —and 4 that didn’t(Vox)
②自動運転技術の進展・ロボタクシーの実用化
昨年の2025年6月にテスラがロボタクシーサービスを開始したと伝えており、予測の一部が実現しました。
参考記事Tesla doubles down on robotaxi timeline; investors enthused and skeptical(Reuters)
マスク氏は以前、2020年までに100万台のロボタクシーを予測していました。この予測時期は当たらなかったですが・・・・
決論マスク氏の予言は、「時期は外すものの、その方向性は当たるケースが多い」と結論づけられると思います。
2026年度版イーロン・マスク氏の未来予測①
ロボットとAIが進化すると「働くこと」は任意に!
マスク氏は「AIとロボット工学が十分に進化すれば、10〜20年以内に“働くことは必須ではなく、任意になる”可能性がある」と語っています。
これは、Nikhiil Kamathの「People by WTF」ポッドキャストでの発言として知られています。
将来、AIやロボットが大部分の労働を担うようになり、人間はもう“生活のために働く”必要がなくなり、仕事は「義務」ではなく「選択」になるかもしれません。仕事は、家庭菜園を楽しむような「趣味」や「情熱」の延長になるかもしれない、という考え方です。
彼は別のインタビューやフォーラムでも、「10〜20年のうちに、仕事は“しなければならないもの”ではなくなる」と繰り返し述べています。
参考2025年12月12日(Instagram/投稿・関連発言より要約)
2026年度版イーロン・マスク氏の未来予測②
AIと共に歩む新しい未来とは?
こうしたAI搭載の「新しい労働力」とは、眠ることのない工場、正確無比に機能する物流、そしてほぼゼロコストで瞬時に提供されるサービスを指します。
ロボットが反復的で危険、かつ複雑な作業を担うようになるにつれ、人間はより高度な創造性を発揮し、高次のアイデア創出や自己革新、そして「目的を考え、形にする仕事」へと軸足を動かすことになります。
参考2025年11月29日 (Instagram/投稿・関連発言より要約)
2026年度版イーロン・マスク氏の未来予測③
宇宙インフラが本格化した時、企業価値は100兆ドルを超えて!
マスク氏は「将来、月面基地や宇宙工場、太陽光発電、AI衛星などの宇宙インフラが本格化すれば、企業価値は最終的に100兆ドル(日本円で約1京5,600兆円)規模に達する可能性がある」と述べています。
現在SpaceXは、Starshipの急成長を背景に、2026年にもIPO(新規株式公開)を視野に入れ、評価額は、約1.5兆ドル規模を目標にしているとされています。
宇宙開発とテクノロジーを融合させ、未来の産業構造そのものを変えようとする—それがマスク氏の描く長期ビジョンです。
参考2025年12月31日 (Instagram/投稿・関連発言より要約)
2026年度版イーロン・マスク氏の未来予測➃
日本の少子化を憂うる!
「もし出生率が死亡率を下回り続ければ、日本という国はいずれ世界から姿を消してしまう。これは世界にとって大きな損失だ」
これは、マスク氏が日本の少子化について語った発言の一つです。
出生率が回復しなければ、日本の経済力や社会保障制度は弱まり、長い時間をかけて築かれてきた日本文化そのものにも影響が及ぶと・・・
一方で彼は、日本が持つ高い技術力や、独自の文化的価値を、世界にとって重要な「力」だとも評価しています。
だからこそ、日本が衰退していくことを強く懸念しているのです。
さらにマスク氏は、イタリアでの発言の中で移民政策についても言及しました。
日本やイタリア、フランスのように、長い歴史の中で育まれてきた文化が、適切なバランスを欠いた政策によって失われてしまうことを望んでいない、と語っています。
「日本文化が消えることも、イタリア文化が消えることも、フランス文化が消えることも、私は望まない」
マスク氏はこの言葉を通して、文化を守りながら社会をどう維持していくのかという問いを、世界に向けて投げかけているのです。
参考2025 年12月10日 (YouTube要約)
2026年度版イーロン・マスク氏の未来予測⑤
スマートフォンとアプリは将来不要になる?
イーロン・マスク氏は、2019年7月16日に行われたNeuralinkの公式発表の場で、将来的には脳とコンピューターを直接つなぐことで情報をやり取りする時代が来る、という構想を語っています。
その後もマスク氏は、X(旧Twitter)上でのやり取りの中で、「将来は電話のようなデバイスが不要になる可能性がある」といった趣旨の発言をしています。また現在、私たちが使っているスマートフォンにもいずれ変化が訪れるとの見解を示しています。
もし脳とAIが実際に直接つながるようになれば、画面を操作してアプリを開くという行為そのものが不要になるかもしれません。
必要な情報はAIが自動的に読み取り、思考に近い形で提示される・・・
もちろん、マスク氏が「何年後にスマホが完全になくなる」と断定しているわけではありません。ただし、現在のスマートフォンやアプリの形が永遠に続くとは限らない—そうした問題提起として、この発言を読むことができるでしょう。
参考2019年7月16日 (Neuralink公式発表/2023年以降 Xでの関連発言より)
2026年度版イーロン・マスク氏の未来予測⑥
仕事には集中力が大切!
多くの人は慎重に物事を進めようとして、目標を何年間にもわたって実行します。しかし本来、「時間」とは集中力を高め、強度を上げることで、圧縮できるものです。
あれこれ手を出すのではなく、一つのことに全力を注ぐことが何より大切です。集中・緊急性・努力の強さが同時に高まった時に、数カ月かかるはずの進歩が、わずか数週間で実現することが多々あります。
マスク氏のこの言葉はAI時代・変化の時代を生きる私たちに「スピードの正体は才能でなく、集中力である」ことを静かに示しています。
参考Best of Elon Musk (Instagram /投稿、時期不詳)
まとめイーロン・マスク氏の未来予測」から見える2026年以降の世界
この記事は決して確定した未来を断言するものではありません。テクノロジーの進化により、今あるスマートフォンが姿を変え、人間にとっては必須だった「仕事」という概念も薄れ、AIと共に生きる社会が訪れる—。
そんな変化は「不安」であると同時に、新しい自由や楽しみをもたらす可能性も秘めています。
「働くこと」が義務ではなく、趣味や園芸や創作、学びのような「好きな事」に没頭する時間が、人生の中心になる未来。夢物語のようでいて、技術の進歩を振り返ってみれば、決して絵空事ともいいきれません。
2026年の今、私たちはまだその入口に立ったばかりです。10年後にこの予測がどこまで現実になっているのか。
そんな未来に思いを馳せながら、新しい2026年の始まりを前向きな気持ちで迎えてみてはいかがでしょうか?

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