インフルエンザ予防接種いつがいい?検査キットや自宅療養の仕方など9選!?

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今年のインフルエンザの流行は例年より早く、厚生労働省は10月3日の報告で「日本はすでに全国的な流行シーズンに突入した」と発表しました。現時点では確定ではありませんが、主にA型インフルエンザが主流とみられています。

インフルエンザの症状は、突然38度の高熱、鼻水、くしゃみ・鼻づまり、全身のだるさなど。ここでは、インフルエンザの定義やコロナとの違い、そして最新のキットや自宅療法について解説したいと思います。

トランプ大統領は今年インフルエンザとコロナワクチン接種をすでに接種?

米国でも日本でも、「インフルエンザやコロナワクチンを接種すべきか?」について様々な議論が続いています。

トランプ大統領はワクチン懐疑派として知られるケネディ保健福祉長官を起用したことでも知られています。ところが、CNNの10月10日の報道によると、ウォルター・リード医療センターを訪問し、新型コロナウイルスとインフルエンザの予防接種の両方を受けたといいます。

主治医のショーン・バーバベラ博士は、ホワイトハウスが公開したメモで、「今後の海外出張に備えて、トランプ大統領は健康診断とともに毎年のインフルエンザワクチン接種と最新の新型コロナワクチンを接種した」と説明しています。“

なお、9月12日付のロイターによれば、“米トランプ政権は、新型コロナウイルスよる子どもの死亡にはワクチン接種と因果関係がある。また、ワクチンや薬を全く飲まなないアーミッシュのグループの場合「自閉症」が全く存在しないことを述べた。今後、ワクチンの接種制限を検討している”とも語った。

ワクチン接種に関しては様々な動きが交錯しています。7月には水銀由来のワクチンの防腐剤の使用が禁止され、日米ともチメロサールフリーのワクチンが主流になったようです。

インフルではなく風邪の場合?

「ただの風邪」とインフルエンザの症状は似ていますが、ウイルスの強さも異なります。
「ただの風邪」の初期症状はのどや鼻の乾燥感、くしゃみ、鼻づまり、軽度な悪寒など。熱は平熱から微熱程度で、全身の痛みはほとんどありません。

「ただの風邪」では、気管支炎や肺炎などの合併症はまれです。但し、乳幼児や高齢者では重症化することもあるため、症状が長引く場合は医療機関を受診しましょう。

「ただの風邪」の7つの予防方法
ゆったりとした睡眠
偏食・暴飲暴食をしない
適度な運動で体調を整えよう
薄着・厚着のしすぎを避ける
手洗い・うがいを習慣化する
人ゴミや乾燥した場所を避けましょう
たばこは控える
(参照:桜みちクリニック院長)

インフルエンザとは? 症状と注意点

国立成育医療研究センターによると、
インフルエンザは、主に「飛沫感染」である
潜伏期間(感染してから症状までの期間)は、通常1~4日間(平均2日間)です。コロナと比べて大変短いのが特徴です。
典型的な症状は、感染すると38度以上の高熱、頭痛、悪寒、関節痛や筋肉痛などが突然現れること。
加えて、鼻水、たん、のどの痛みといった一般的な風邪の症状も見られます。
まれに、吐き気や腹痛、下痢などの消化器症状が出ることもあります。

重症化に注意すべき症状

①クループ症候群で、気管支炎、肺炎などを起こす場合もあります。
特に、6ケ月から3歳までのお子様に多い病気です。
声がかすれたり、息をすうとヒューヒューする音がでたり、犬の鳴き声のようなケンケンするかん高い咳が出たりする病気です。ステロイドの投与による治療が必要になる場合があります。クループ症候群を疑う症状が出た場合は、早急な受診が必要です。

熱性けいれんは、急性脳症に至る場合もありますので、早めに病院を受診した方がよろしいでしょう。

多くの場合は数分程度で収まりますが、時に「髄膜炎」などの別な病気が隠れている場合もあります。髄膜炎ですと後遺症が残る可能性もあります。お子様がけいれんした場合は、直ぐに病院を受診しましょう。

インフルエンザとコロナを見分けるキット登場!

インフルエンザとコロナの両方を同時に検査できるキットが薬局でも購入できるようになりました。

マツモトキヨシの調剤薬局で取材をしたところ、安いもので1,500円~、コロナとインフルエンザの両方を検査できるキットは、2,000円程度だそう。

また、唾液で判定するタイプですと2,000円位。鼻ですと1,500円程度だそう。

キットをお求めの際はまずは電話で事前にお近くの薬局に問い合わせした方がよろしいかと、マツモトキヨシの薬剤師は言っておりました。

インフルエンザの流行のピークは12月~3月

流行の中心は12月下旬から3月上旬。

なるべく、ワクチン接種を12月中旬までに済ませておくのが理想的です。

※新型コロナワクチンの接種をなさった方は、前後2週間は他のワクチンを接種できません。

なお、予防接種をしても完全に防ぐことはできませんが、重症化や合併症を防止する目的としては、ワクチン接種の効果は高いです。

もし、インフルエンザにかかってしまったら?

医療機関を受診し医師の指導にしたがいましょう。自宅療養中は次の点にも注意が必要です。

抗ウイルス薬を適切な時期(発症から48時間以内)に服用を開始すると、発熱期間は通常1~2日間短縮され、鼻やのどから排出されるウイルスの量も減ります。
なお、症状が出てから48時間以降に服用を開始した場合、十分な効果は期待できません。

睡眠を十分にとり、体力の回復を促す
お茶やスープ、経口補水液などで水分をこまめに補いましょう
小児や未成年者は、少なくとも2日間はひとりにしないように
インフルエンザの発症後5〜7日ごろまでは周囲にうつす可能性があり、咳やくしゃみは不織布マスクを着用し、飛沫感染を防ぎましょう
(参考:厚生省ホームページなどより)

なお、アメリカのネットでは、インフルエンザとコロナの合併症は重症化リスクが高いとの指摘がされていました。
また、加湿器がインフルの症状改善に効果的とも書かれてありました。

インフルエンザと登園登校はいつから?

学校保健法では、「発症した5日後を経過し、かつ熱が下がった後2日(幼児では3日)を経過」するまでは出席停止期間と定められています。

インフルエンザのワクチンのタイプが2種?

皮下注射タイプ(不活化ワクチン)
鼻噴霧するタイプ

噴霧するワクチンは、年齢が2歳~19歳であること。周囲に免疫不全や妊婦の方がいる場合は不活化ワクチンをお勧めします。

日常生活における感染予防法?

手洗い
咳エチケットを守る
3つの蜜(密閉・密集・密接)を避ける
室内や衣服を清潔にする
家庭用洗剤を使って身の回りを消毒をする
(参考:浦安市ホームページより)

まとめ

トランプ大統領は、今年インフルエンザとコロナワクチン接種を受けた?
インフルではなく「ただの風邪」の場合?
インフルエンザとは? 症状について
インフルエンザとコロナを同時検査するキット登場!
インフルエンザの流行のピークは12月~3月
もし、インフルエンザにかかってしまったら?
インフルエンザと登園・登校はいつから?
インフルエンザのワクチンのタイプが2種?
日常生活における感染予防法とは?

以上、インフルエンザについてご説明いたしました。
トランプ大統領は、ワクチン懐疑派のケネディ保健福祉長官を抜擢したことでも知られています。ですが、10月10日にCNNのニュースで報道された通り、ワクチン接種を致しました。今後の動きを注視したいと思います。

お役に立つと嬉しいのですが、単なる「かぜ」と思い、医者にも行かず、髄膜炎などになったら大変です。
どうぞ、少しでも風邪が長引くようでしたら、お医者様の診察を受けることをオススメします。

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