2025東京都内紅葉いつから?ライトアップやカフェ美術館等4選!

スポット

「紅葉狩り」と聞くと、奥多摩や高尾など、遠出をイメージする方も多いでしょう。しかし、世界でも有数の緑地面積誇る東京には、実は山手線の内側にも紅葉の名所が点在しています。都心にいながら、ふと時間を見つけて立ち寄れる。そんな手軽さを備えた場所こそ大人の紅葉狩りに相応しい舞台です。

今年の東京の紅葉は、例年通り11月下旬から12月上旬にかけてが見ごろとされています。

秋が深まる季節、真っ赤に色づいたモミジや美しく黄金色に染まったイチョウの輝きなど、都会の喧騒を忘れされてくれるはず。今回は、紅葉を堪能した後にカフェでひと息つける、洗練された都心の紅葉スポットを4つご紹介します。

表参道から徒歩8分「根津美術館」庭園とNEZUCAFE

東京メトロ表参道駅A5出口から徒歩8分(階段)。ヨックモック、ISSEI MIYAKEを横目に歩けば、やがて竹の回廊が美しい根津美術館に到着です。

紅葉はまず美術館の建物に近いイチョウが色づき、徐々に庭園の紅葉が赤く色づいていくそうで、11月後半から12月上旬まで楽しめます。

隈研吾氏設計のモダンな建物の奥には5,000坪もの日本式庭園が広がり、四季折々の表情で訪れる人を魅了してきました。

このお庭は茶席のためのもので、凝ったつくりになっています。4棟もの茶室があり、「根津美術館八景」と総称される滝、竹林、神社、などが配された庭は、まるで絵画のよう。

オススメの紅葉は、茶室「被錦斎(ひきんさい)」を取り囲むように植えられた紅葉です。

庭園のみの入場は不可です。2025年9月現在、オンライン日時指定予約で一般1,300円。学生1,000円です。

■カフェ:NEZUCAFE

庭園散策後は、隈研吾氏がデザインしたNEZUCAFEで一休みを。建物だけでも一見の価値はございます。壁面の大部分がガラスで構成され、店内は庭園の樹木の色づきと風の気配まで感じられる贅沢な空間です。

「秋を感じさせる庭園の眺めを楽しみながら抹茶セットを満喫しました」と仰る方もいらっしゃいます。ちなみに「お抹茶セット」はお抹茶と季節のお菓子で 1,600円です。また、モンブランや抹茶スイーツなどのケーキメニューも充実しています。

・月曜定休日
・営業時間:10:00~16:30
※営業時間・定休日は変更となる場合がございます

■お問合せ
・住所:〒107-0062
東京都港区南青山6-5-1
・電話:03-3400-2536

目黒「東京都庭園美術館」のCafé TEIENでガラス越に紅葉を愛でる!

目黒駅から徒歩7分。アールデコ様式の旧朝香宮邸を中に約35,000平方㍍の敷地に広がる東京都庭園美術館。この美しい庭園は3つのエリアに分かれています。芝生の広がる「芝庭」。和の情緒あふれる「日本庭園」と「西洋庭園」があるのです。それぞれ違った趣、四季折々の表情を見せています。

日本式庭園には池があり、その周りには茶室「光華」がございます。紅葉時期になるとイロハモミジが橋のそばを鮮やかに染め上げます。歴史建築と自然が織りなす空間は、都会にいることを忘れさせるほどの美しさです。

■カフェ「CAFÉ TEIEN」

そんな自然豊かな東京都庭園美術館には、お茶することができる「CAFÉ TEIEN」と正面入り口の横にあるイタリアンレストラン「Comodo」がございます。

どちらもガラス越しに紅葉が見えますが、美術館の方にお聞きしたら「Café TEIEN」の方が眺めがいいと、仰っていました。

カフェは、旧朝香宮邸の隣の新館に「Café TEIEN」があり、テラス席12席、店内24席ございます。

メニュー
・コーヒー 750円
・TEIEN テラミツ 850円
・和三盆クレームブリュレ 850円
・サンドウィッチ“BENTO”セット1,550円
・営業時間 10:00~18:00
・休業日 月曜日

■展覧会開催中

「ヴァン クリーフ&アーベル ハイジュエリーが語るアール・デコの展覧会」が2025年9月25日~2026年1月18日(日)まで開催中
会場:東京都庭園美術館(本館+新館)

■お問合せ
〒108 -0071
東京都港区白金台5-21-9
電話050-5541-8600(ハローダイヤル)9:00~20:00
電話03 -3443 -0201 (代表)10 :00 ~18:00

駅から5分の「新宿御苑」は東京ドームの12個分の広さ!

■アクセス
新宿御苑は、総面積が東京ドームの12個分もあり、「都会のオアシス」とも呼ばれています。丸の内線の新宿御苑前駅から徒歩5分で新宿御苑の大木戸門に到着。出口2を出るのが一番スムーズなような気がします。

■紅葉みどころ

・イチョウやメタセコイヤは、11月中旬~12月上旬
特に中央休憩所付近のイチョウや下ノ池近くのメタセコイヤがおススメです。

・カエデ11月下旬から12月中旬頃が見頃です。新宿門や日本庭園の楓は、紅葉のアーチになり見事だそう。

■カフェUnder the Tree

新宿御苑インフォメーションセンター内にあるカフェは、朝9時から営業しています。
・オーガニックコーヒー 300円
・小さいサバの大きなカレーパン 700円
定休日:月曜日
住所:東京都新宿区内藤町11-11新宿御苑インフォメーションセンター内(新宿門横)

■新宿御苑の住所・開園時間など

・住所:東京都新宿区内藤町11番地
・10月1日~3月14日までは、9:00~16:30
・閉演時間 温室利用時間9:30~15:30
・休園日: 毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌日)
・特別開園期間(期間中無休)
11月1日~15日
・入場料 一般500円、65歳以上・学生(高校生以上)250円。中学生以下無料

■新宿御苑のお問合せ:03-3350-0151(サービスセンター)
※紅葉のライトアップはないようです。

「六義園(りくぎえん)」は池の見える吹上茶屋

駒込駅南口から徒歩7分で六義園の染井門に到着。東京ドーム2個分の2万7千坪の広い園内には、池の水面に映る紅葉が幻想的な「大泉水」付近や小高い山から園内を一望できる「藤代峠」などの見どころが沢山ございます。
これらのスポットは写真映えすると評判です。そして、都心にいながら自然の移ろいを静かに味わえる場所として有名です。

■ライトアップ

・時期:2025 年11月28日(金)~12月9日(火)
・時間:18:00~12:30
・会場:園内全域
・入園料:「庭紅葉の六義園」特別鑑賞券(夜間ライトアップ)のみ
※一般(中学生以上)は、オンラインの前売り券で1,000円。当日券(オンライン・窓口)1,200円。

大泉水の水面に映える紅葉や、竹林を照らす演出など、昼には味わえない風景が広がります。

六義園の開園時間など

・開園時間:9:00~17:00
・事前予約:不要ですが、混雑状況により入場規制がかかる場合があります。
・住所:東京都文京区本駒込6-16-3
・料金 一般:300円
65歳以上:150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)

カフェ「吹上茶屋」

六義園を半分近くまわったころに、低い生垣をめぐらせた「吹上茶屋」がございます。

上生菓子のお抹茶(850円税込)、六義園人形焼(1,040 円)などを庭園の池を眺めながらいただけます。

まとめ

表参道から徒歩8分根津美術館庭園とNEZUCAFE

目黒駅から7分の東京都庭園美術館の庭園とCafé TEIEN!

新宿御苑駅から5分の新宿御苑は東京ドーム12個分の敷地面積を誇る

駒込駅から7分の六義園は池の見える「吹上茶屋」で!

以上、4選をお届けしましたが、紅葉のお庭とそれに付随するカフェの記事はお愉しみいただけましたでしょうか?

今年はいつになく暑い夏でした。そういった年の場合、紅葉の色づきに影響を与えるそうです。見ごろが遅れる、見ごろ期間が短くなる可能性があります。

どうぞ、紅葉狩りを予定なさっている方は、紅葉情報をこまめにチェックなさって、素晴らしい紅葉狩りを思うぞん分お楽しみください。

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