京都国際マンガミュージアム何がある?見どころなどを紹介!

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読書?の秋に!京都国際マンガミュージアムに何があるんでしょうか?

漫画、それは多くの人に感動や興奮を与えてくれるものです。特に日本の漫画は海外のファンも多く、外国の方が日本を訪れるきっかけになっているといいます。
そんな漫画にまつわるミュージアムが京都にはあります。本記事では「京都国際マンガミュージアム」の魅力や見どころ何があるかなどを紹介したいと思います。

京都国際漫画ミュージアムとは

京都市と京都市左京区にある京都精華大学(日本唯一のマンガ学部で有名な大学)と提携し、漫画の収集や保管展示およびマンガ文化の調査研究・事業を行っているところです。

簡単に言えば、自由に読める漫画がたくさんあって、漫画にまつわる展示も楽しめて、コスプレなどのイベントも充実している、漫画好きにはたまらない施設ということです。

京都国際マンガミュージアム 交通アクセス

アクセスは地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅から徒歩2分です。JR京都駅からですと、地下鉄に乗り換えて「国際会館」方面へ約6分の乗車で到着します。

駐車場はありませんので基本的には公共交通機関を使っていくことになります(ただし、車いすの方用に駐車スペースはあるようです)。

自転車・小型バイクは駐輪場(80台収容可能)に停めることができます。京都のオフィス街のど真ん中、非常に交通の便のいいところにあるといえます。

京都国際マンガミュージアム 入館料と施設情報

京都国際マンガミュージアムの開館時間は10時から17時30分です。定休日は毎週水曜日と年末年始です。加えてメンテナンス期間は休館する場合がありますので、あらかじめ公式HPの開館カレンダーを確認しておくと安心です。

入館料は大人900 円、中高生400円、小学生200円です。100円返却式のコインロッカーもありますので、旅行中の方にも嬉しいですね。

また、当日であれば入館券を提示することで再入館が可能です。ミュージアム内にもカフェはありますが、荷物を預けたまま外へランチに行くこともできます。

トイレは各階に設置されており、多目的トイレにはオムツ替えシートもあります。また、授乳をしたい際にはmamaro(ママロ)という完全個室のベビーケアルームも設置されていますので、お子様連れの方も安心して楽しめます。

「こども図書館」にはたくさんの絵本がありますので、少し大きなお子様でも飽きることなく過ごせるでしょう。

京都マンガミュージアム 漫画の数がすごい!

私も何度かマンガミュージアムへ行ったことがありますが、何がすごいかというと漫画の数です。それも、新しい作品から古い作品まで何でもあります。正確には、本当に何でもあるのかどうかはよくわからないのですが、少なくとも私や私の友人(かなりの漫画好き)の求めている漫画はすべてありました。

そもそも、私がこの施設を気に入ったのは昔大好きだった漫画との再会を果たせたからです。たとえば『鬼滅の刃』や『ONE PIECE』などの大人気漫画は新品・中古に関わらずどこでも手に入れることができます。

ホテルなどの漫画が置いてあるスペースにも、これらの作品はだいたい置かれています。

ところが、私が再開した漫画はそうではありませんでした。私は小学生の頃に、白泉社から出版されていた『小さなお茶会』という少女漫画が大好きでした。私はこの作品をリアルタイムで知ったわけではありません。

私が生まれた頃くらいにはもう連載が終わっていました。たまたま訪れた幼稚園のバザーで表紙の可愛さに惹かれて手に取ったのがその作品だったのです。当時の私は本当にその作品を気に入って、何度も何度もその単行本を読んでいました。

ただ、もう連載もとっくに終わっていた古い漫画だったので本屋さんに行っても他の巻を見つけることができなかったのです。

あれほど大好きで大切にしていたその単行本もいつしかどこかへ行ってしまい、私はしばらくその作品のことを忘れて過ごしていました。

それが、大人になってマンガミュージアムを訪れた際に、ふと思い出して壁一面の漫画(通称「マンガの壁」)の中から探してみると、見事に再会することができたのです。その時の喜びは今でも忘れられません。私はまた時間を忘れて、夢中になって読みました。

そういうことができるのが、このマンガミュージアムなのです。「マンガの壁」にある漫画は、館内のどこでも自由に読むことができます。敷地内に芝生のスペースがあるのですが、そこで寝転がって読むことも可能なのです。はっきりいてマンガミュージアム自体はそれほど大きな建物ではありません。

展示作品を見たりイベントに参加をしたりしても、1時間あれば消化できるでしょう。しかし、一度気に入った漫画を手に取ってしまったら、1日あっても足りないくらいなのです。

懐かしいあの作品の世界へもう一度連れて行ってくれたり、新たな作品と出会うことができたり、マンガミュージアムには漫画との出会いであふれていると思います。漫画自体を読めることも嬉しいのですが、私はまたあの時の感覚を取り戻せたことが一番うれしかったです。

京都マンガミュージアム イベントも充実!

さて、漫画以外で私の好きなイベントとして、「紙芝居」があります。何度かこの紙芝居も見たことがあるのですが、演者の方が本当にいい声で、読むのもうまくてどんどん引き込まれていきます。

紙芝居の周りには大体小学生くらいまでの子どもたちが集まるのですが、演者の方はしっかりお客さんとやりとりをしてくれます。

子どもばかりではなく、大人の私にまで声をかけてくれたのは嬉しかったです。童心に帰れる時間であり、素敵な口演を味わえる時間でもあります。

また、コスプレイベントもよく開催されています。私はその日に来館したことはありませんが京都在住のため、マンガミュージアムの外からも見える芝生のコーナーにたくさんのレイヤーさんが互いに交流されている姿を見かけたことはあります。

マンガミュージアムの洒落た建物を背景に、漫画の中からそのまま飛び出してきたような人たちが美しいと思いました。

参加料は1500円で、当日受付になっているようです。月1回は開催されているようですので、興味のある方は公式HPで確認してみましょう。ちなみに2023年の10月は22日(日)に開催されるようです。

そのほか、他の博物館などと同様に特別展があります。2023年10月26日(木)から2024年2月18日(日)までは「アフリカマンガ展」という何ともマニアックな展示が行われるようです。アフリカの漫画って、聞いたことありますか?私はありません。急に興味が出てきました。

また、夏休み中などはワークショップなどの参加型イベントも開催されます。今年の8月には「漫画のネームを描く」という体験型イベントがありました。面白そうだなと思った人は長期休暇前などに公式HPをチェックし、見逃さないようにしましょう。

京都マンガミュージアム 漫画を読むのは、結構大変?

私が子どもの頃は、漫画ばかり読んでいると親から怒られたものです。学校の先生も漫画を読むことに対してはあまりいい顔をしません。

アニメの世界でも、漫画ばかり読んでいることをとがめられる場面をよく見かけますね。

ベストセラーとなった『バカの壁』で有名な養老孟司さんは2006年の開館から2017年3月までマンガミュージアムの館長をされていました。

今は名誉会長ですが、その養老さんは著書の中で、漫画を読むのは結構大変なのだという意味のことを書かれていました。

なんでも、漫画は絵(漫画そのもの)と吹き出しで成立していますが、脳の中でそれぞれを処理する部分が異なるのだとか。そいえば、10年ほど前から「活字どころか漫画も読めないとい」という高校生が増え始めていましたが、漫画は実は難しかったのですね。

だから、漫画が大好きな人はもちろんですが、「マンガなんて……」と思っているそこのあなたも、一度マンガミュージアムへ行ってみませんか?素敵な漫画との出会いが待っているかもしれませんよ。

 

 

 

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