天気予報によれば、今年の夏は35℃越えの暑い日が続き、7月末から8月前半は40℃級の酷暑に警戒とのこと。何を着るかが問題です。
今年の酷暑にはパリに拠点をおく雑誌「ELLE」の特集号でも、キャミソール風サマードレスがトップに登場しています。
酷暑のニューヨークでは、オヘソが見えそうなクロップド丈のトップスや透け感のある涼やかなシアー素材そしてバミューダ―ショーツがキャリア女性にも上手に取り入れられているようです。
では、詳しく見て行きましょう。
ELLEの酷暑対策①裾の広がったロングのサマードレスが一番
テント型のすそから空気がいっぱい入るワンピースを雑誌「ELLE」ではリコメンドしています。袖なしのキャミソール風が主流で、色はブラックのみ。ELLEでは商品を紹介していますが、いずれも黒です。
素材はコットン素材を選べば、猛暑でも涼しくすごせるとELLEは言います。1枚あるとお出かけにも便利です。
ELLEの酷暑対策②バミューダパンツが大活躍とか
ELLEのリコメンドはハーフパンツを酷暑ならオフィースでも着用という提言です。日本のオフィースのドレスコードはバミューダパンツを許しているのでしょうか?
もともと1960年代にリゾート地で流行したこのバミューダパンツ(NYではショーツという)は、海外セレブが愛用していることで人気が沸騰したもの。
でも、ELLE誌では、ツータックやセンタープレスがほどこされた上品なハーフパンツも登場しているので、オフィースからカジュアルまで、幅広く着ることができると力説しています。
ELLEの酷暑対策③上はキャミソールに下はデニムやパンツのコーデ
涼し気なキャミソールワンピースにデニムやパンツプラスすると、おしゃれ感はもちろんのこと、気になるお腹や腰まわりが隠せ、お肉が気になる女子にはありがたいコーデです。
キャミソールがオフィースのドレスコードでは認められていないなら、NYのキャリアウーマンのようにキャミソールの上にシアーブラウスを着ればOKなのでは?
H2ELLEの酷暑対策④夏に嬉しいサマーデニムというカテゴリ
夏にもデニムを履きたいと仰る向きには、軽い重さ(オンス)の「ライトデニム」しかも、ヴィンテージ感のあるカラーをオススメします。
程よいフィット感が特徴で、ストレッチがきいているサマーデニムなら、酷暑でも締め付けず快適です。
シアー素材のトップスにも見事にマッチするサマーデニムを貴女のワードローブに1本あっても良いかもしれません。
ELLEの酷暑対策⑤オフショルダートップス(肩だし)は大人の女性の証
夏にとりわけ目立つオフショルダー(肩みせ)のトップスかワンピースが、今年流行しています。
抜け感や色気を醸し出すオフショルダーは、最初着用する時には勇気がいるかも知れません。
オフィースではシアー素材のブラウスをはおり、夕方のデートやパーティーの時に、ブラウスを脱ぐのも一つの方法かも。
ELLEの酷暑対策⑥ 酷暑の夏の流行色とは
2025年夏の流行色は、やはりパステルカラーのライトブルー、パステルピンク、ソフトイエロー、グレーなど。
ライトブルー
ヒンヤリとした海を連想させるライトブルーは、フェンディ―やアーデムなどがパリコレでワンピースをそれぞれ提案。
H3パステルピンク
ミュウミュウやコペルニ、バレンシアガ、エンポリオアルマーニなどでもパステルピンクは大活躍。
中でもアルマーニの半ぞでジャケットとショートパンツのセットアップは、涼し気でどこへでも着て行ける夏服と思いました。
ソフトイエロー
シャネル、クロエ、ラコステなどでも散見されるパステルアラーのひとつ。上から下までソフトイエローでコーディネートするのが、目立っています。
シャネルはチェック柄のセットアップ、ラコステは7分袖のブラウスとキュロットなどスーツ感覚で上下同じ色で統一している。
グレー
グレーのタンクトップがマストアイテムだとELLEは言っています。このグレーの紹介記事もやはりワントーンコーデで、ズボンとタンクトップをグレイで統一したほうがお洒落と言っています。
結論として今年の夏はパステルカラーのワントーンコーデで決まりです!
NYの酷暑対策①オヘソを隠してオフィスワーク
NYのアンソニー・E・アルバレツ氏のファッションリポートによれば、おへそが見えるくらいの丈の短いクロップド丈のタンクトップがNYでも大流行だそう。
でも、オフィースにいる時には、ハイウエストのパンツでおへそを隠してお仕事をするのがNY流。
また、「マイクロトップ」と呼ばれるお腹が2~3cmしか見えない少し長めのトップスもあります。
まあ、オーバーサイズのリネンのシャツでおへそを隠し、夜のおでかけにはリネンのシャツを脱ぐ女性も多いようです。
NY酷暑対策②オフィースではシアー素材が大活躍
NYの女性たちは、お洒落に敏感。当然、流行のキゃミソール、スリップドレス、クロップド丈もオフィスに着てゆきたいはず。そういう時はシアー素材のブラウスかワンピースをキャミソールの上からはおるそう。レイヤードを意識したファッションといえるでしょう。
H2 NYの酷暑対策③ミニよりバミューダパンツ
今シーズンのパリのランウェイではその短いマイクロミニのスカートが話題を呼びました。
でも、NYのキャリア志向の女性の多くは、リネンのバミューダ―パンツ、ミディー丈かあるいはAラインのミニスカートなどを選ぶ傾向が強いです。
これは、地下鉄の通勤時に長めのシルエットは実用的であると言う理由からです。マイクロミニはインフルエンサーや週末のギャラリーのオープニングでは見かけますが、夏のファッションの主流にはならないでしょう。
NYのファッションの流行に敏感な女性はさまざまなトレンドを取り入れ、工夫をして、お洒落を楽しんでいます。ネイヤードがNYキャリアファッションのトレンドかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?前半はELLE誌の酷暑対策そして、後半では酷暑の中でNYのキャリアウーマンたちがいかに流行をオフィスでも取り入れ、ファッションを楽しんでいるかをレポートしました。
今年の夏は世界中40℃にまで到達する日もあるそうです。バミューダパンツが日本の夏のオフィースの定番アイテムとなる日も近いかも。
コメント