2025年秋冬のファッションは、見ているだけでも気分が上がる素敵なトレンドがたくさんあります。雑誌『ELLE』や『VOGUE』の情報に、私自身の取材をプラスして、今シーズン注目のファッションを徹底解説します。
流行を少し取り入れるだけで、いつものスタイルがぐっと洗練された印象になりますよ。たとえば、今年はブラウンが流行色。お手持ちの服にブラウンの小さなスカーフをプラスするだけで、一気に旬顔コーデが完成します。
2025年トレンドカラーは秋冬らしい明るいブラウンです
今年のトレンドカラーは、PANTONE社が発表したモカムース(明るいブラウン)です。デパートのブティック街を覗いても、ローレンなどでは、暖かみのあるブラウン色のシャツやワンピースが目立ちました。
読売新聞の全国版でもブラウンが今秋を彩るカラーと大きく取り上げられました。
但し、ビトンブティックなどは、唯我独尊。お盆過ぎでしたが、ノースリーブの黒のニットが目立ちました。
デニムのトレンドを3つの視点で見る。VOGUE, ELLE, そしてビヨンセ。
ファッション誌によって、デニムのトレンド解説は異なります。
『VOGUE』では、2025年秋冬のデニムのトレンドについては、ストレートかバギータイプが主流。そして90年代に流行したグランジ(ダメージ加工の)やラインストーン刺繍を施したヴェルサーチなどのデザインに注目しています。
一方、『ELLE』誌の8月号ではストレ―トとフレアが二大潮流と解説しています。ショートブーツと合わせると、もっとお洒落だそう。
ところで、2025年8月4日、ビヨンセとリーバイス社のコラボ企画「デニムカウボーイ」が発表されました。8月15日には全7モデルのうち「Western Crystal Shurunken Trucker (49.500円)」と「Western Crystal(26.400円)」が先行発売されています。クラシックなデニムアイテムにラインストーン、レース飾り、刺しゅうを施した大胆なディテールが特徴です。
詳しくはリーバイスのサイトで。
電話:リーバイ・ストラウス・ジャパン株式会社
☏0120-099-501
今回のリーバイスとビヨンセのコラボは、カウボーイファッションというより、あくまでデニムを都会的なスタイルへと発展させたものといえます。
いずれのデニムをお選びになるにせよ、今までのものを履き続けるにせよ、大手メディアやビヨンセまで巻き込んだデニムの最近のトレンドから目が離せません。
ボリューミーな「ビッグボウタイブラウス」に注目
エディターSEIMUさんは、「ボウタイはセンシャル(官能的)で可愛いだけではなくて、実は着回しが効くので、冬まで長く使えるのが魅力なのです」と話す。
「ボウタイは後ろそして横で結んでも印象は変わります」とも。ELLE誌の特集のトップ記事がボウタイの流行なのです。それだけ要注目の秋冬のアイテムなのです。
また、2026年5月公開予定の映画「プラダを着た悪魔2」の撮影がニューヨークで始まりましたが、主役でボーグ社編集長役のメリル・ストリープのスナップショットにも、大きなボウタイを首に結んだ姿がキャッチされています。また、同じボウタイでもデニム生地の大き目のボウタイがELLEの通販では人気のようです。
トレンドはクワイエット・ラグジュアリーから「レイジー・ラグジュアリー」へ
2023年秋から上質な素材を追求するクワイアット・ラグジュエリーが流行していました。
ですが、一転して2025年の秋は、「レイジー・ラグジュアリー」(別荘で週末を過ごす時のようなリラックスしたファッション)が流行するとELLEは予言しています。
その象徴的なアイテムは「オーバーサイズシャツ」です。この流行について、編集者のRISAさんは、「羽おるものにもなるし、ゆるっと着られるから抜け感も出て、使える優秀なアイテムです」と話している。
その他のレイジー・ラグジュアリーのアイテムとしては、無地のタンクトップやルーズフィットのニットなどのアイテムの流行にもそのレイジー・ラグジュアリーの流行が見受けられるとのこと。
2025年の秋冬は、ファッショナブルになって「バミューダパンツ」が登場!
エディターのSEIMUさんは、「太ももが隠れるゆとりのあるシルエットで、タックの入っているものやレザーライクな物も出回っていると言う。
ヨーロッパやアメリカでは、夏の間バミューダ―ショーツが流行りましたけれど、夏から秋になってもこのバミューダ―パンツの流行は続いています。
秋物は、ウエストにタックをとったり、ズボンの真ん中にセンタープレスが施されるなど、よりファッショナブルに進化しているとのこと。
今季は、ロングブーツの流行できまり
「ロングブーツは、全体のスタイルをクラスアップするのに役立ちます。脚全体をカバーをし、防寒しながら美しいシルエットにしてくれます。膝丈のショートパンツやスカートと合わせてニュアンスのあるスタイルを作るにもオススメです」とは、ELLE誌。
首にアクセントを 「スカーフディテール」
特に今秋目立ったのは、コートなどのアウターと同素材でスカーフが付属しているタイプ。これは、相当人気が高まりそう。
『VOGUE』ではとっておきのマフラーのやり方をご紹介。それは、シンプルなセーターを首に巻き付けるという、大胆な着こなしも提案されています。
個性を発揮する「バッグアクセサリー」
バックに付けるチャームが流行しています。
エディターのRISAさんは「ストラップ、ぬいぐるみ、AirPodsまでつけています。自分で『可愛い』と思うものをつけたらいい」と話しています。遊び心のある小物を取り入れて、個性を表現するのがおすすめです。
まとめ
2025年秋冬のトレンド8選はいかがでしたでしょうか?
ブラウン系の流行
デニムのお話し3選
ボウタイブラウス
ロングブーツの流行
レイジー・ラグジュアリ-
バミューダ―パンツ エレガントに進化
スカーフはアウターとの同素材使いが人気
バッグのアクセサリー 個性を表現
お値段的にもファッション的にも取り入れやすいエッセンスだけを厳選したつもりです。
どうぞ、お洒落の秋を存分にお楽しみくださいね。
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