「平成レトロ」って何?懐かしさと楽しさが詰まったタイムカプセルは?

記事

「平成レトロ」という言葉を聞いたことがありますか?「平成」という時代が終わり、「レトロ」という言葉は昔ながらのもの、という意味があります。今では見られなくなった懐かしい物や文化が、再び注目されているんです。この記事では、平成時代に流行した懐かしいものや文化を紹介します。例えば、アニメやゲーム、音楽、ファッションなど、子供の頃に親や兄弟が話してくれた話や、自分が小学生の時に流行したものがたくさん出てくるかもしれません。この記事を読んで、平成時代に起こった出来事や文化について学ぶことができます。そして、自分が今まで知らなかったものや、忘れていたものを思い出すことができるかもしれません。また、平成レトロに興味がある人にとっては、新たな発見や、懐かしい思い出に浸ることができるかもしれません。是非、最後まで記事を読んで、平成時代の文化に触れてみてください!

 

「平成レトロ」という言葉

 

令和に入ってもう5年になります。昭和生まれ・平成育ちの私の感覚は徐々に、しかし確実に古臭くなっていきます。最近では「平成レトロ」という言葉も出てきたようです。

そもそも「レトロ」とは何なのでしょうか。昔を懐かしむことを言うようです。では、「平成」とは何でしょうか。つい5年前まで日本で使われていた元号です。そして、私が最も多くの時間を過ごした時代でもあります。

「平成レトロ」という言葉に、私は何とも不思議な気持ちになります。まさしく私の青春である「平成」時代に、「レトロ」という言葉が引っ付くことに困惑を隠せません。

「たまごっち」「スーファミ」もつい最近まで世間をにぎわせていたように思いますし、カセットテープなんて私の全盛期(?)を語るのに欠かすことのできないアイテムです。なけなしのお小遣いを握りしめて某レンタルビデオ店(これもまた最近あまり見かけなくなりましたが)に赴き、好きなロックバンドや小室ファミリー(!)などのCDを借りていました。そしてそれらをカセットテープにダビングしては、何度も何度も再生させていたものです。

 あの楽しくて愛しい日々が、令和の若者にとっては「レトロ」なのです。平成という私がリアルタイムで謳歌した時代を、令和の若者たちまた違った味わい方をしているというのです。なんとも喜ばしい話だと思います。彼らに平成の魅力を発信できるよう、今後もますます文章力に磨きをかけていきたいと思いました。

 ところで、「平成レトロ」と似た表現に、「昭和レトロ」「大正モダン」などという言葉もあります。それぞれの時代に特徴というか流行があり、それを指し示す言葉としてそれらの言葉が生まれたのでしょう。確かに、学生時代の私たちはみんなが同じ歌を聞き、みんなが同じテレビ番組を見ていました。みんなで似たような娯楽を楽しんでいたのです。

おそらく娯楽もまだ今ほど多様ではありませんでしたから、自然とそうなったのでしょう。

まだ「流行おくれ」という言葉も生きていました。私たちは流行を楽しむ一方で、それに乗り遅れないように必死だったようにも思います。

それが、インターネットが台頭してきた2000年代からは少し様子が変わったように感じます。みんなが同じものを見なくてもいいのではないかという感じになりました。

昔は学校で「好きな曲」などのテーマでアンケートを取ると、だいたいみんなその年に流行った歌手の曲を挙げていました。場合によっては20票ぐらい票が集まる曲があったかしれません。私もいつも、友人と一緒にSMAPのヒット曲を挙げていました。

いま学校で同じことを行ったら、どんな結果になるのでしょう。人々の趣味は多様化しました。「流行おくれ」という言葉も最近は聞きません。クラスに40人の生徒がいるとして、好きな曲が誰かと重なることのほうが珍しいのではないでしょうか。

 「平成レトロ」という言葉や「大正モダン」という言葉が生まれるのは、その時代の人々の多くが共通して好んでいたものや楽しんでいた娯楽があったからだと思います。そういうものがあるから、あとの時代の人々がその時代に見られる特有の現象等を指して、そう呼ぶことにしたのでしょう。

 

平成レトロ、大正モダン、令和はどうなる?

 では、令和はどうなるのだろうかと考えてしまいました。もうみんなが同じものを見て楽しむような時代ではありません。サッカーのワールドカップなどが行われている時は、みんなで同じ画面を見て喜び合ったりしているようですが、その現象は令和になって始まったことではありません。相変わらず流行り廃れはあるものの、現代はそれぞれがそれぞれの趣味を楽しむ時代になったといえます。

 現に今これを書いている私はキンモクセイというバンドの「二人のアカボシ」をBGMにしていますが、これもすでに「懐メロ」の類ですし、今はおそらくファン以外で聞いている人はあまりいないでしょう。隣の家の人はきっと、また違う趣味を楽しんでいるかもしれません。これが令和時代です。

 そうなると、「平成レトロ」のような言葉はもう生まれないのではないかと考えてしまいます。未来の若者たちは、令和の何をもって「レトロ」を感じるのでしょうか。今の私にはわかりません。

 とはいえ、令和はまだまだ始まったばかりです。これから今までにない「面白い」ことが起こり、それに令和世代が一丸となってはまり込むかもしれません。

ずっとずっと後になってから振り返ったとき、「令和っていい時代だったんだな」と思えるよう、一人一人が自分の趣味や娯楽を、自分らしく楽しんでいけばいいと思います。

 

まとめ

「平成レトロ」とは、昔の物や文化を楽しむことが流行った時代のことを指します。平成というのは、日本の元天皇が在位していた時代の名前で、1989年から2019年まで続いていました。

平成レトロでは、昔のファッションおもちゃ、テレビ番組などが再び注目されました。たとえば、古いゲーム機携帯電話が再び人気を集めたり、昔のアイドルグループの曲が再び聞かれるようになったりしました。

また、昔の食べ物や飲み物も注目されました。たとえば、昔ながらの味のお菓子や、缶コーヒーの「BOSS」という商品が人気を集めました。

平成レトロは、昔を懐かしむだけでなく、今の時代にも影響を与えています。たとえば、昔のファッションが今でも人気を集めたり、昔の音楽が今でも多くの人に愛されたりしています。

平成レトロを楽しむことは、昔の文化を知ることから始まります。家族や友達と一緒に、昔の物や文化を探してみるのも楽しいですね。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました