女医の日比野先生オススメの1日5 食ダイエット?1年で17キロ痩せた!?

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女医の日比野佐和子先生は、阪大医学部出身で、アンチエイジングの准教授でもあります。また、彼女は39種ものダイエットに挑戦した経歴を持っているのです。

33歳の時、糖質制限ダイエットの失敗で、緊急入院。後、ハリウッドで流行していた「1日5食」ダイエットを実践、1年間で17キロ痩せたのです。以後10年間リバウンド知らず。この記事ではそんな佐和子先生のダイエット法に迫ってみました。

日比野先生が1日5食ダイエットに行きつくまで!

39ものダイエット。例えば、リンゴダイエットやスイカダイエット、 身体をサランラップでグルグル巻きにするサランラップダイエット、寒天ヌードルダイエットまで入れると、39ものダイエットに挑戦しては失敗した経歴を日比野先生は持っています。

33歳の時、糖質制限ダイエットによって、3ヶ月17キロの減量に成功。ですが、3年後、手足の麻痺のため緊急入院。動脈硬化で血栓が脳に詰まった状態だったのです。

その後、この糖質制限ダイエット法をやめたとたん、リバウンドをして17キロ増加。

悩んでいたその時、日比野先生は当時ハリウッドで流行していた1日5食のダイエット法にインスパイヤ―されて、42歳で17キロ体重減に成功したのです。10年間体重は変わらないそうです。

スタンフォード大学の研究によりますと、数千人のダイエット成功者の5年後をトレースしたところ、驚くべき事実が浮上してきます。

「ダイエット成功者の97%は3年以内にリバウンドして、以前の肥満orそれ以上の肥満になっている」という厳しい現実がありました。

10年間リバウンドなしという、スタンフォード大のネガティブな結論をいっしゅうした日比野先生の1日5食ダイエット法。そのすばらしさをぜひ皆さんとシェアしてみたいと、今回のダイエットの企画となりました。

女医の実践したカリフォルニアの1日5食のダイエットとは?

日比野先生のおっしゃるハリウッドの1日5食ダイエットとは、どうやらそれは、女優で歌手のジェニファー・ロペスがやっているダイエット法かもしれません?

ジェニファーは、1日5食ダイエットであると、明言していないものの、3食のメインの食間におやつにナッツなどを食べることが、様々なメディアで紹介され、話題になっています。

今年で54歳になり、ダンサーでもあるジェニファーは、見事なボディーを持つ女優兼ダイエッターとして知られています。

トレーナー兼ライフコーチのドット・ロメロがUS Weekly誌に語ったことによれば、「ジェニファーの食生活は、たんぱく質、野菜、脂質、炭水化物、そして水の5項目で成り立っている。彼女は、1日に少なくともコップ7杯の水を飲んでいます」と。

なるほどビヨンセ達がやっているヴィーガンとは違って、ジェニファーのダイエットは、肉も魚も食べるダイエット法です。タンパク質が大好き。特に卵の白身、ターキー、鳥の胸肉、牧草牛、そしてスズキなどの魚を好んで食べるとのこと。

健康的な炭水化物、オートミールやさつまいも、玄米、キヌアなどの炭水化物もOK。(但し、量は少ないようです)

運動は定期的にジムで鍛え上げ、パーソナルトレーナーについて、週5日は運動をするという厳しいもの。そんな彼女のトレードマークは美ボディー。

以上がハリウッドのジェニファー流ダイエットのあらまし。

日比野先生のダイエットは、ジェニファーのダイエットと少々違います。ジェニファーのように厳しいトレーニングはしませんし、日比野先生の1日5食ダイエットの説明は、もうちょっと医学的なもの。

次の章では、日比野先生流の「1日5食ダイエット法」の詳細にわたって調べました。

日比野先生のリアルな食生活は、1日5食で!

基本は1日3食+間食がルーティーン。それに後で説明しますが。日比野先生の場合は、K-POPのダンスとストレッチ運動がプラスされます。

(運動の部分は、次の章で説明します)

ここでは、日比野先生のダイエットのコア、最重要部分である血糖値を急激に上げないダイエット法についてお話しします。

GI値つまり血糖値を急に上げない!

佐和子先生の説から引用しますと、「ダイエットに大切なのは、カロリーよりも食べた時の血糖値の上昇率GI値(グリセミック・インデックス・ロード)です」と話す。

「そしてGL値とは、GI値に1食当たりの炭水化物量をかけた指標です。血糖値の上がりにくいモノ(例えば野菜)から食べ、急激に血糖値を上げないようにしましょう」と日比野先生。

「血糖値は食事で糖分を摂取すると上がります。これを下げるため膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、余分な糖を脂肪として、ため込んでしまいます」

ですから、日比野先生は1日5食と決め、3食のメインの食事以外はナッツなど(10粒程度)で間食をとり、血糖値を急激に上げないように工夫しています。

お食事メニューは朝食たっぷりに!

例えば、日比野先生の朝食は、野菜たっぷりにサラダと目玉焼き、豆乳スムージ、グラノーラ。(ここで、炭水化物の玄米、玄米フレークなどをとってもいい)。

お昼は、カレー(カレーはアンチエイジングに良いそうです)。カレールーはカロリーが多いので、私はカレースープにしました。

間食はナッツかヨーグルトドリンクで。

夕食はサラダ、サラダにはチキンやゆで卵を入れてたんぱく質を摂取。(夕食は、玄米も食べないようです)

私は、夕食にはスープを追加して食べました。ほうれん草のスープでしたが、一時お腹いっぱいになったのですが….何か物足りなく、野菜サラダなどは、多めにとった方が、お腹が空かないかもしれませんね。

ご飯は、精白していない茶色い玄米を!

ここで注意なのは、主食のことです。精白米はGI値が高めです。玄米、胚芽米、全粒粉、ライ麦、お蕎麦などの血糖値の上がりにくい茶色い穀物を食べましょう。

私は、普通の炊飯器で「ロウカット玄米」を炊き、お茶碗に半分(100g)くらいいただくようにしました(かなり少ないです)。

食べる順番は、定食なら血糖値の上がりにくいサラダ、酢の物、おひたし、スープから食べるのもオススメです。

夕食はサラダやスープなど胃に負担のない軽い食事にしてください。

日比野先生のダイエットの6つの注意点

①女性は一般的に女性ホルモンのエストロゲンの分泌が増えるので、排卵後から生理前の時期は痩せにくいと言われています。

痩せるタイミングとしては、生理終了後から排卵日までがベストです。

②日比野先生は、間食にはナッツを1回10粒ほど食べるそうです。でも食べすぎには注意です。

クルミはGI値が低く、血中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減らすオメガ脂肪酸の含有量がダントツで高い!

③酢は、血糖値の上昇を抑えます。

④高野豆腐は、ダイエットやアンチエイジングに有効な食材だそうです。実にローカロリーで、高野豆腐と同じ量の栄養素を他の食べ物で摂ろうとしたら、牛乳、メザシ、納豆・・・と食材が増え、カロリーはあっという間にオーバーしてしまうそうです。私も早速、スーパーで一口サイズの高野豆腐を買いました。

⑤日比野先生の場合は、1日5食ダイエットで、3ケ月目くらいからだんだん落ち始めて、1年かけて17kg減らしたそうです。

私も、1日5食ダイエットを始めたばかりです。夕食はご飯抜きというのを忘れていました。間食は無脂肪ヨーグルトを食べています。

⑥日比野医師によれば、下剤は繰り返すと「くせ」になるそうです。私もその傾向が大ですので、便秘の時は無脂肪乳を飲んだりしています。

日比野先生はストレッチとK-POPで運動!

まず、運動も食事も無理しないことがモットーだそう。

プロの理論に裏打ちされ、なおかつ簡単にやれるものをといつも心がけているとのこと。

医師という激務だからなのか、日比野先生は、とりたててジョギングなどのスポーツはやらないそうです。

日々の中で買い物に行くときに早歩きをしたり、ちょっとした動作ひとつひとつに運動の要素を取り入れていらっしゃるそうです。

また、ストレッチで日比野先生オススメしている上半身ストレッチは、簡単でどこでもできます。

  • 上半身やせには

まず、腕を90度曲げて脇を締めて立ち、そのまんま肘を後ろにひいていきます。肩甲骨を意識するストレッチ。肩こり、猫背の矯正にもなります。

  • 下半身やせには、

右手を前に左手を後ろに伸ばし。お腹とおしりの筋肉を意識します。左脚を後ろにあげていき10秒間キープします。それを左右に交互に3セット行います。

脚は高くあげなくてもOKです。

まとめ 日比野先生は年齢を感じさせない美しさ!

40代でダイエットに成功し、以後10年間にわたり同じ体型を維持しているという日比野先生。50代の中年女性には珍しいことです。

毎日の食生活そして運動を心がけて暮らしている結果でしょう。

日比野先生は、ダイエットに失敗しリバウンドして71キロも体重があったことも。この1日5食ダイエット法は効果があると判明するまで、数カ月を要したそうです。

その間のイライラや39ものダイエット法を実践し、失敗し、絶望した過去の重みを考えますと、日比野先生は本当にタフな女性だと思います。現在、大阪大学医学部で准教授という要職にあり、ストレスも多いとは思いますが、毎日元気にお仕事に集中なさっているようです。

くじけず、たゆまず、ダイエットの道、医学の道を歩んでこられたのだと、感服いたしました。皆様、ちょっとくらいのダイエットの失敗で、美しく・健康になるのをあきらめないで!


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