初詣参拝マナーとは?正しい参拝の仕方とヒント5選!

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新年を迎えると、多くの日本人は初詣に出かけます。

初詣とは、年始に神社や寺院に参拝して、新しい年の幸せや健康を祈ることです。しかし、初詣における正式参拝方法やマナーを知っていますか?

この記事では、初詣の歴史や由来、神社と寺院の参拝方法の違い、おさい銭やお札やおみくじの扱い方、お安く着物で初詣をする方法などについてご紹介します。

 初詣(はつもうで)はいつまでに行けば?

関東地方は「松の内」、つまりは門松が立っている元旦から7日までに行けばよいのです。京都や滋賀などは、15日の小正月までを指すことが多いです。

初詣は、神社へ行く方とお寺に行く方がいらっしゃいますが、勿論、両方へ行っても大丈夫です。

とはいえ、初詣には地域の氏神様(神社)にお参りすることが古くから伝わる日本固有の風習でもあります。神社には神道で言う「神様」が、お寺には仏教「仏様」が祀(まつ)られているのです。

そう、お参りの作法は神社とお寺とでは若干違いますので、次の章は神社とお寺の2つに分けてご説明します。

参拝方法(神社編)

神社では、神様に敬意を表すために、「二拝二拍手一礼」という一連の動作を行います。具体的な手順は以下の通りです。

  • まず、鳥居の前で腰を少し曲げ、軽く一礼をします。鳥居をくぐる際には、中央を避けて歩いてください。

手水所(ちょうずしょ)で、左手、右手、口、ひしゃくの柄の順番で心身 ともに清めてから、拝殿へと向かいます。

  • 神前では、おさい銭を納め、鈴を鳴らします。そののち、腰を90度に曲げて、二回礼をします。
  • 次に、手を合わせて、右手を少し手前に引いて、2度拍手をします。
  • 手前に引いた右手を元にもどし、目を閉じお参りします。そののち、深く一礼をします。これで終了です。

おさい銭の細かなことや願いごとは、次の次の章で解説します。

参拝の仕方【寺院編】

寺院では仏様に敬意を表するために、一礼して山門をくぐります。

  • 手水所(ちょうずしょ)で右手、口、ひしゃくの柄の順で心身を清めるのです。本堂前に香炉があるときには、お線香などを備えてけがれや邪気を払うのです。
  • この儀式の最中には拍手は致しません。
  • さい銭箱の前で一礼をし、さい銭を納めてから、鐘をつき、手を合わせて静かに終わります。最後に深く一礼します。
  • また、本堂内で参拝する場合は、焼香をします。
  • 焼香の回数やお経などの参拝方法は、宗派や寺院によって異なります。

おさい銭 おみくじ、お札 ETC

おさいせんの金額はいくらがいいのか?や楽しみなおみくじ、お礼などのついて紹介します。

 

おさい銭はいくら?

おさい銭の由来は諸説ありますが、神様や仏様へのお供え物にあると言われています。かつてはお金でなくお米などをあげ、「おひねり」と呼ばれていました。1700年ころにはおさい銭箱が登場していたと記述されています。

おさい銭の全国平均は150円です。但し、おさい銭に決まりはないため、好きな金額を納めればよいとされています。一般的なものでは、「5円:ご縁」は縁起がいい語呂合わせとされます。他にも「10円(5円2枚):重ね重ねご縁」また、「25円(5円5枚):二重のご縁」などの意味があります。

但し、10円玉(遠縁)や500円玉(これ以上硬貨(効果)がない)は、縁起を担ぐ方には不向きです。

高額紙幣を使う場合は、白い封筒にお金を入れ、住所と名前を記入するのがマナーです。

願い事

おさい銭箱にお金を入れたら、すぐにお願いごとをせず、まずは1年間の報告やお礼をしてから、お願い事をしましょう。帰り道は寄り道をせず、まっすぐ家路にいた方がよいとされています。

参拝後、絵馬を書きましょう!

油性ペンで「○○するぞ!」とお願いし、奉納するのが一般的です。住所は、○○市など大まかに、氏名はイニシャルでもニックネームでも大丈夫!

引いたおみくじは結ぶ?

吉凶にかかわらず、おみくじは境内の指定の場所に結んで大丈夫です。結ぶときは、神仏とのご縁に感謝します。そして、これからも「お守りください」と祈願するのです。

もし、凶のおみくじが出た場合は、利き腕ではない手で結ぶと吉に転じるという言い伝えもあります。

お札や破魔矢はどうする?

新しく授かったお札や破魔矢は、見下ろさないように、神棚や家具の上などにまつります。

一年後の初詣の際に、神社に設置される「古札納付所」に収める方法です。旅先で求めたお札でも大抵の場合は処分をしてもらえそうです。なお、大きな神社、例えば明治神宮などでは、一年中古札納付所が常設されています。

また、1月15日前後に全国で「どんど焼き」があるので、お焚きあげをしてもらいましょう

お寺でいただいたお守りやお札の処分も年始の初詣の際がよろしいようです。でも、ご自分で処分なさる場合は、感謝の気持ちをもって扱えば処分もできます。

2,980円で着物を借りて、いざ初詣へ!

東京の中心部に9店舗を構える着物レンタル「VASARA」は、初詣に着る小紋など、お正月にぴったりの着物を取り揃えて、皆さまをお待ちしています。。

銀座、新宿、渋谷、浅草など大きな繁華街のビルの一角にVASARAはあります。無料のヘアーセットもあり、物価高のこの時期には嬉しいお知らせ。お正月の1週間前位までには、予約を入れればOKとのこと。以下の連絡先は、代表です。

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電話 03-6744ー6725 営業時間9:00~18:00

着付け最終受付時間 17:00、返却締め切り時間 17:30。



 まとめ 年に1度は、着物でおしとやかに!

以上、2024年の初詣の参拝についてリサーチ致しました。

初詣とは?神社・お寺の参拝方法、おさい銭の平均金額、お札、お守りの処分の仕方まで網羅したつもりです。また、レンタルの着物ショップでお安いコースを見つけました。お気に召していただければ幸いです。

平安時代から続いているといわれる「初詣」。日本古来の習慣を後世の子供たちの代にまで伝えるのも、また、私たちの務めかと存じます。

無理に「着物を着て」とは申しません。でも、1年に1度くらい「すそ裁(さば)き」を気にする「おしとやかな」女性であってもよろしいかとも思うのです。

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