京都紅葉2023おすすめ穴場スポットは?見ごろやライトアップなど6選!

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この秋行きたい!京都の紅葉スポット

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉もありますがまだまだ残暑の厳しい毎日です。しかし、この暑さが終わると多くの人が楽しみにしている紅葉シーズンがおとずれますね。というわけで、京都のおすすめの紅葉スポットをご紹介します。

 

京都紅葉2023の見ごろは?

 同じ京都でも地域によって多少の差はありますが、寒さの増してくる11月中旬ごろから12月初めぐらいまでが紅葉の見ごろとなります。

空気が冷えてくるほど美しく色鮮やかに紅葉しますので、ウソか本当か、お寺などでの名所では木々に必死に水をかけて紅葉を促している、という話も聞いたことがあります。

京都も10月下旬ごろまでは暑さを感じる年が多く、11月に入ってようやく秋めいてきた、それどころか秋を飛ばして冬が到来したと思う年もあるほどです。

気温の下がり始める11月ごろから、紅葉を見に行くことを計画してみることをおすすめします。

 

京都おすすめの紅葉スポット

 京都には多くの名所があり、紅葉シーズンでなくても1年をとおして観光客でいっぱいです。

特に、コロナが第5類に移行してからは海外からの観光客も戻ってきていますので、休日・平日を問わずいつも交通機関は人でいっぱいです。

特に今は紅葉シーズンでもなく、夏休みも終わっているのですが、円安の影響もあってか海外から多くの方が訪れています。

 そんな、紅葉がなくても人の心を惹きつける古都・京都は歴史と文化が息づく街ですので、一見の価値ある寺社仏閣がたくさんあります。

ただでさえ風流な空間が紅葉に彩られるさまは見ものです。それでは、京都に生まれ育った私から見ても、ぜひ一度は訪れてほしい紅葉スポットを紹介しましょう。

 

①二尊院(嵐山)

 二尊院は小倉山のふもとにあります。

小倉山とは、「小倉百人一首」の小倉山です。

「小倉百人一首」とは飛鳥時代から鎌倉時代までの歌人100人が詠んだ歌を1首ずつ選んでできた和歌のアンソロジーです。

藤原定家(ふじわらのていか)という平安時代末期から鎌倉時代初期に活躍した有名な歌人がいますが、彼が小倉山の山荘で100首の歌を選んだと考えられています。

 この二尊院の門を入った奥に、藤原定家が百人一首を選んだという「時雨亭」跡があるのです。藤原定家にゆかりのある地ということで、百人一首ファンや古典マニアなどもよく訪れる地なのですが、ここは紅葉の名所としても有名です。

「紅葉の馬場」と呼ばれる山道があるのですが、馬が駆け抜けられるほどの広さを持っていることからそう呼ばれています。

 二尊院では小倉山のモミジと参道沿いのカエデを見ることができますが、その美しさは心を奪われるものです。

私が初めて二尊院を訪れたのは紅葉シーズン前で、そのときは「時雨亭」が目当てだったのですが、参道を歩きながら「これは絶対紅葉シーズンにまた来たい」と思いました。実際に行ってみると、美しさに思わずため息が出たほどです。

 二尊院までのアクセスJR山陰本線「嵯峨嵐山」駅、京福嵐山本線「嵐山」駅より徒歩15分~20分程度です。

やや遠いと感じるかもしれませんが、紅葉シーズンならば嵐山を散策しながら歩くのも気持ちがいいと思います。このエリアには渡月橋や天龍寺、大覚寺など他にも観光・紅葉スポットがありますので楽しく歩くことができるでしょう。

拝観料は大人500円、小学生以下は無料です。拝観時間は9時から16時30分です。

 

②仁和寺(御室)

 仁和4年(888年)に創建された仁和寺は真言宗御室派の総本山であり世界遺産にも登録された格式ある寺院です。桜スポットとして非常に有名なのですが、紅葉を目当てに訪れる人も多くいます。

 こちらでは境内を彩る紅葉10月下旬ごろから12月初旬ごろまで楽しむことができます。

昼間に見る紅葉の姿にも圧倒されるのですが、仁和寺では夜間ライトアップも実施されます。

2023年は10月13日から12月3日の間の金・土・日・月の祝日に行われる予定です。時刻は18時30分から21時で、幻想的な風景を楽しむことができるでしょう。

また、この期間中に「国宝金堂五大明王壁画」も特別に拝観できるようです。こちらは5年に1度しか公開されませんので、興味のある方にはぜひ拝観されることをおすすめします。

 仁和寺までのアクセスは、京福電車「御室仁和寺」駅より徒歩三分です。京福電車には嵐山や四条大宮などから乗ることができます。

ライトアップ期間中でしたら、お昼の嵐山を散策した後に、夜は仁和寺へ……というプランもいいですね。また、京都駅からも京都市バス「26」番に乗車して約40分、乗り換えなしで行くことができます。

 通常時の拝観時間は9時から17時です。拝観料は大人800円、高校生以下は無料です。

 ところで、御室仁和寺から徒歩15分ほどで行ける龍安寺もまた紅葉スポットとして有名です。こちらは枯山水と紅葉を楽しむことができます。秋の行楽シーズンに御室エリアを散策するのもまた趣があっていいものです。

 

京都紅葉おすすめスポット ライトアップを楽しめる紅葉スポット

 次に紹介するのは、ライトアップを楽しめる紅葉スポットです。平常時でも観光客の絶えない有名どころをピックアップします。

1北野天満宮「もみじ苑」

学問の神様で知られる有名スポットの北野天満宮でもライトアップが楽しめます。開催予定期間は11月11日(土)~12月3日(日)の日没から20時までです。料金は大人1,200円、小人600円でいずれも茶・菓子代込みです。

2清水寺

 国宝であり、「清水の舞台」で有名な清水寺です。こちらのライトアップ11月18日(土)から30日(木)の17時30分から21時30分までです。

このエリアも二寧坂や八坂神社、祇園などの有名観光スポットとなっております。観光やお食事を楽しみつつ、幻想的なライトアップを堪能することができます。

3東寺

京都駅から近鉄京都線で1駅にある東寺は五重塔で有名な観光スポットです。

ライトアップは11月1日~12月10日までの18時から21時30分です。紅葉とともに、夜に浮かび上がる五重塔の美しさも楽しむことができます。

4貴船もみじ灯篭・もみじのトンネル

京都駅からは少し足を延ばして行くことになりますが、貴船神社もおすすめです。

貴船口から貴船神社までの街道沿いに灯篭を並べたライトアップが行われます。開催期間は11月3日~26日までの日没から20時30分です。

また、貴船までは「出町柳」駅から叡山電車に乗って行くことをおすすめします。

というのも、貴船神社最寄りの「貴船口」駅に到着するまでに「市原」駅から「二ノ瀬」駅を通過するのですが、ちょうど貴船もみじ灯篭の期間と同じ時期に沿線のモミジがライトアップされるのです。

電車の中から美しく幻想的な紅葉を楽しむことができます。時間は21時までですので、貴船もみじ灯篭を楽しんだ後にまた電車の中からライトアップを堪能できるという何ともおいしい体験ができます。

 

京都おすすめ紅葉スポット まとめ

この秋は京都で紅葉を楽しみましょう!

 今回は一般的な紅葉スポットの紹介であまり前面に出てこないけれど絶対におすすめできる二尊院と仁和寺に加え、この時期ならではのライトアップを行っている紅葉スポットを紹介しました。もちろん、今回紹介しなかったメジャーなエリアでも素晴らしい紅葉を楽しむことができます。

 今から京都旅行を計画しているという方はぜひ参考にしていただき、楽しい秋の旅を満喫してください。

 

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