共同通信社の調査によれば9割の方が女性天皇容認派です。愛子天皇の実現は不可能かも知れませんが、今国会の与野党協議のなりゆきしだいでは、天皇皇后両陛下の長女である愛子さまが結婚しても、皇室でのお仕事を続けられるようになるかもしれません。
今回のトピックは、法律論議は最小限にして、まずは国民の心をとらえて離さない愛子さまの魅力について迫ってみたいと思います。
雑誌AERAでは愛子さまには華があり、品格も素晴らしいと!
AERA誌上で皇室ジャ―ナリストの神田氏は、愛子さまには華があり、最近はよく勉強なさっているようで、的確なお話しぶりが身についている。有識者を皇居に招いて勉強なされたりしている成果が出ているのではないかと分析する。
そして、愛子さまの大きな魅力のひとつに、彼女の公務への真摯な姿勢や思いやりのある行動が挙げられると思います。
また、ヤフーニュースでは、美容ジャ―ナリストの斎藤薫さんが指摘した点を以下のようにまとめています。
愛子さまは、「口元美人である」と口元の温かい品格。これが言葉を発するたびに、ふわりと外に漏れ出てくること。そして愛子さまが話されている姿を見ていると、それだけで人々は何とも心地よい「多幸感」にひたれること。
愛子さまのファッションは、GUでも気品で高見え!
愛子さまは先日も栃木県那須の御用邸から帰京時に、紺色のGUのワンピース(2490 円)を着ていて話題になりましたが、愛子様の気品で10倍も高価に見えたと言うのは評論家の辛酸なめこ氏。
イギリスではファストファッションを着るのが王室のトレンドで、キャサリン妃などの好感度が上がっています。愛子さまもイギリス王室を見習って、コスパ系のユニクロやGUをお召しになっているのかもしれませんね。
そして、評論家辛酸なめこ氏は愛子様の「日本愛」を次のように語っています。愛子さまは、GUやユニクロなどの日本ブランドを多用されていることを取り上げて、それは「日本愛」の現れだと・・・・
イギリス王室のキャサリン妃はスペインのブランドであるZARAを着ますが、同じプチプラでも、愛子さまは日本国内のものを着ている。そこに愛子さまの「日本愛」を感じると、辛酸なめこ氏。
愛子様の心意気とでも申しましょうか、心から日本のブランドを応援し、日本経済発展のためという使命感すら感じます。
余計なことかも知れませんが、愛子さまのお召しになっているドレスを買い求める日本女性はそこに愛子さまに対する尊敬。そして愛子さまと同じような品性を身に付けたいという想いが込められているとも思います。
愛子天皇は実現不可能? エリザベス女王との違い!
残念ながら、皇室典範という法律があり、「愛子天皇」は実現しそうもありません。
権威ある雑誌プレジデントで八幡和郎という歴史学者の書いたものを読むと、欧州では、女性王族の継承権を強化する動きはあるものの、王位につくのは、あくまでも生まれた順番に従うということのようです。
①なぜ、イギリスで女王がいて、日本には女性天皇がいないのでしょうか?
英国では、国王は王室の第一子(男でも女でも最初に生まれた子)が王位を受け継ぐことになっています。
②日本では、天皇は皇室典範により男系男子が天皇を継承し、皇室典範を改正しない限り、女性天皇はありえません。
③国際慣習にのっとって、皇室は国際的に皇位継承の順位を世界中にすでに明らかにしているのです。
1番目が秋篠宮さま、第2位が秋篠宮さまの長男の悠仁(ひさひと)さま、第3位が上皇様の弟のご常陸宮さまと宣言しています。
どこの王室も公に発表している以上、継承の順位を変えられない!
ですから、世界に公言している以上、この順位を変えて愛子さまを天皇にすることは、できません。
結論として、国際的な慣習上そして皇室典範などの法制度上、愛子天皇というのは難しいようです。
女性天皇を取り入れるなどの制度改革のチャンスは愛子様の子孫の代にあるかもしれない、ということを歴史学者は言っています。
愛子様のご結婚はどんな方と?
愛子さまは今、日本赤十字社のお仕事やご公務にいそしまれています。具体的な結婚のお話しはまだないようです。
ただ、愛子さまがダイレクトに結婚について述べられた時のお言葉としては以下のものがあげられます。「一緒にいてお互いが笑顔になれるような関係が理想的ではないかと考えております」と。
やはり、仲のよい天皇ご夫妻を間近に見ながら育った愛子さまは、結婚に関して、ごく自然に、このような言葉がかえってくるのでしょう。
何のてらいも誇張もない、素直でやさしい愛子さまのお気持ちがそのまんま伝わってくる表現だと思います。
このような言葉の使い方が、愛子様独特の控えめで品格のある表現になっているのだと、私は思いました。
他に真似のできない愛子さま独特の品性ある話し方
以上のご結婚に対する表現も、美容ジャ―ナリストの斎藤薫氏も絶賛する他の人には真似のできない愛子様の独特な品性のある話し方にあるそうです。
ヤフーニュースでは、「口元は呼吸をし、モノを食べ物事を伝えるという、生きていく上でのライフライン、命綱とも言える場所。だからこそそこに、人間の品性というものがそっくり現れてしまう」。
愛子さまは類まれなる口元美人。「やはり美しい言葉を美しく話す人に限られる・・・文字通りの温かみそして品格のある愛子さまは、ある種若くして別格といえるのではないでしょうか」とヤフーニュースはしめくくる。
留学や大学院進学もあきらめた愛子さま
そしてまた、愛子さまは留学や大学院入学という自由な時間を選ばず、日本赤十字社の嘱託職員とご公務を選んだことは、少し窮屈な人生を選ばれたような気もします。
が、成年皇族が少ないという問題があり、天皇陛下のご公務は極めて忙しく、大変であるとの指摘もございます。もし愛子様が大学院に進学したりすれば、天皇皇后両陛下を支える人やご公務をする人が限定されてしまいます。
自分がやらなければ皇室がもたないのでは、と自覚なさったのではと、長年皇室を取材してきたジャーナリストは推測しているのです。
結婚後も女性皇族?についての毎日新聞の調査
毎日新聞の調査によると、女性皇族が結婚後も皇室に残る案への賛成は56%となったとのこと。その背景には、以下のことが考えられます。
①女性皇族の存在感の高まりが挙げられる。
②愛子さまは働きながら公務をこなし、佳子様は5月にギリシャの公式訪問があり、国際親善にも大きな役割を果たしています。
ということで、宮内庁幹部は「女性皇族の熱心な姿勢や活躍は皇室と国民との接触を増やし、親しみの感情をはぐくんできた」と女性皇族について、こう分析しています。
まとめ
愛子さまはなぜ美しく品格があるのか?について、様々な角度から分析をしてまいりました。
- 愛子さまがお話しになると、周囲に多幸感がただようこと
- 品性が現れる口元美人であること。
- 広く国民に愛されていること
等の理由で、愛子さまはすばらしく魅力的であり、比類のない高い品性と表現力をお持ちです。
ご結婚をなさった場合でも、ご公務は結婚後も続けていけるのか?国会は2024年5月17日から始まり、皇族数確保に関する議論をスタートさせました。今国会会期末が6月23日に迫る中、与野党協議の結果が待たれます。
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