冬の肌トラブル乾燥肌 解消法?カユミ・シワ・タルミよさようなら!

美容

日本の冬は空気の乾燥に加えて、エアコンなどの暖房器具のフル稼働によって、お肌はまるで「砂漠状態」!みなさん冬の肌トラブル乾燥肌の真っ最中。

乾燥による保湿力の低下はシワの直接的原因となり、あっという間に小じわを作ってしまいます。

今回は、小じわだけでなく、乾燥によって引き起こされる皮膚のダメージ、例えばカユイ乾燥肌・シワ・タルミなどの冬の肌トラブル乾燥肌を徹底的に解明し、その対策を提案します。

冬の肌トラブル乾燥肌?

冬の乾燥により、肌の中の水分量が少なくなり、肌の表面に細かなひび割れができてしまいます。そして冬の寒さは、肌のバリア機能そのものを衰えさせてしまうのです。

10年前ごろ、さる大学病院の皮膚科の教授のお話しを伺ったことがございます。冬だけでなく、一年中カユイ場合も、乾燥肌を疑った方がよいとのこと。

1年中カユイ乾燥肌の場合でも医師の指導に従って、市販の保湿クリームを買って塗れば治るようです。

とはいえ、かゆみの原因は乾燥だけではありません、

  • 熱いお風呂、
  • 化繊のインナー素材
  • 天然素材であっても、チクチクすれば肌を刺激となって、かゆみの原因となります。
  • 極端なダイエットのため栄養失調は、栄養素が肌に届かず肌荒れの原因となる場合も。

以上、肌のカユミ、特に乾燥肌についてお届けしました。お分かりいただけたでしょうか?


冬の肌トラブル「あせも」?

現在は寒い時に着るダウンなどの防寒着が大変良くできています。外気の中にいるときは良いのですが、部屋に入った途端暑くなってしまって、汗をかいた経験はございませんか?

冬場の汗には、吸湿性ある綿100%の肌着がおススメです。汗をかいたらすぐふきとりましょう。

また、全身の保湿にも、気を付けてください。化粧水やローションで保湿した後は、水分が蒸発しないように、乳液やクリームなどをたっぷりと塗り重ねましょう。

冬は、夏場のローションよりしっとりタイプのものを。

アセモは夏場だけとは限りません。冬場にも悩ませられる肌トラブルのひとつです。勿論、大人も子供もなります。


冬の肌トラブル「タルミ」?

老け顔の代表格であるタルミは、加齢によるものとはかぎりません。乾燥によってももたらされるものもあります。

冬は、まぶたや目の下がたるむようになります。

なぜなら、冬の寒さは血行にも影響を与え、リンパの流れを悪くくし、まぶたや目の下に老廃物や水分がたまって、むくむからなのです。

また、ほうれい線が目立ってしまうような症状が現れます。

これらのむくみの解消には

  • オイルマッサージ
  • 表情筋を鍛える

やり方としては、

  • 姿勢を正す
  • 真上を向いて「んーば」と大きな音を立てながらキスをする要領で!
  • 動作を繰り返す、10回×3セット
  • 以上を大げさにやる
  • また、冬の紫外線にも要注意です

紫外線の中でも「UV-A」は冬も強力で、肌の奥まで届きます。せっかくのコラーゲンなどを壊してしまいます。

とりわけ、ウインタースポーツには注意がいります。紫外線対策をしっかりとやっていただきたいと思います。


冬の肌トラブル「小じわ」?

お肌の曲がり角は25歳とも、28歳とも言われております。まだ、20代だと言って、甘く考えるのは禁物です。

ケアを怠って、小じわなど作りませぬよう、気をつけてくださいね。実は、冬とはあっという間に小じわが増える季節なのです。

なぜなら、冬の乾燥は砂漠よりすさまじいものだから・・・・

夏の湿度は大体60%~70%が標準だと言われています。ところが、東京の冬の湿度は10%~20%とされ、砂漠の湿度より東京の湿度が低いとされているのです。

乾燥による保湿力の低下がシワの主な原因になります。冬は油断大敵。

小じわには乾燥小ジワ、表情ジワ、真皮ジワなどがあります。

その中でも、乾燥小じわは乾燥が原因で、皮脂の分泌量が一番少ない目元や口元にできやすいしわです。原因としては、無意識にこすったり、ケアが行き届いていない場合に起こります。

乾燥小じわの乾燥以外の原因としては、紫外線や生活習慣病、また、間違ったスキンケア、加齢等が考えられるのです。

そうならないためにも小じわの早期の対策が重要なのです。とりわけ、洗顔やクレンジングの際には強くこすらないように。

①目元や目の下は皮膚が薄く皮脂分泌も少なくてとても乾燥しやすい場所です。意識的に保湿しましょう。

②保湿ケアは、化粧水は100円玉くらいの大きさ、乳液は10円玉くらいの大きさを手に取り、顔に力が入らないように、優しく抑えながら、肌へ浸透させます。

③紫外線対策は1年中します。日焼け止めクリームは外出の際には2時間おきに。また、目元にはサングラスをしますと、95%ほどの紫外線が防げます。

④ビタミンA、ビタミン B群、 ビタミンEには皮膚、粘膜の動きを促進してくれる機能があります。ダメージを受けた肌の修復する効果があるといわれています。身体の内側からも栄養を補って、小じわができるのをさけましょう。

以上が冬の肌トラブルの代表格である乾燥小ジワ対策になります。

冬の肌トラブルと決別する正しい洗顔法とは?

最後の章は、正しい洗顔のやり方です。肌ケアの基本中の基本です。

米国のハーバード大学医学部で皮膚科の研鑽を積んだ倉敷市にある「ほう皮膚科クリニック」院長が推薦する洗顔法をぜひ参考にしていただきたいと思うのです。

ここで、洗い方を伝授したいと思います。まずは手をきれいに洗って、手のひらの油分や雑菌を洗い流してください。清潔な手で洗顔しましょう。

次にお顔をぬるま湯で濡らします。水分がないと、お顔の皮膚に洗顔料がなじみません。メイクをしている時は、十分な量のクレンジングを使用し、やさしくメイクとなじませます。指のすべりがよくなってきたら、36度ぐらいのぬるま湯でていねいに洗い流します。

次に洗顔料にぬるま湯を加え、手のひらか泡立てネットを使って、空気を巻き込むようにして弾力のある、きめ細かなテニスボール大の泡をつくりましょう。そして、泡を転がしながら、泡で包み込む感じで肌をマッサージするように、「気持ちいい」くらいのやさしい圧を心がけながら洗ってください。

額や鼻の周りなど脂っぽくなりやすいところは、指先の腹の部分を使って、やさしく丁寧に洗い上げます。

その後、36度くらいの流水で1分間くらい丁寧にすすぎましょう。すすぎは、ぬるま湯がベストです。体温以上になると肌のうるおい成分も流れてしまいます。すすぎ残しの多い、髪の生え際やフェースラインは特に丁寧にすすぎます。

ただし洗いすぎは禁物です。汚れを落とすことは大切ですが、過度な洗顔は、肌に必要な皮脂を落としすぎて逆効果となります。

やってしまいがちな、入浴時に40度前後のシャワーをそのまま顔に当てるのも、あまりお奨めしません。高い温度だと、必要な皮脂まで落としてしまう可能性があるからです。肌の潤いを保つセラミドやNMF(天然保湿因子)などは残した状態で洗っていただくことが大切です。

できればNMFの構成成分、ヒアルロン酸などの保湿成分が含まれている洗顔料を選び、潤いを補いながらやさしく洗い上げましょう。同様に、マスクの影響で肌にトラブルがある時も、洗い過ぎは禁物です。赤くて痛くなった脆弱肌には、ピーリング剤入り洗顔料などは使えませんので、注意しましょう。洗った後は、保湿を忘れずにしましょう。



まとめ 冬の肌トラブルよ、さようなら!

冬の肌トラブルとされる代表的な乾燥肌・カユミ・シワ・タルミの原因とその対策法をお届けしました。最後には、冬対策の基本中の基本である洗顔法をハーバード出身の女医さんのご指導をご紹介してみました。

洗顔一つとっても、完璧にやるのは大変なこと。でもそのコツさえ身に付けて毎日の洗顔に生かせば、小じわの到来は、きっと遠のくのでは?

とにかく冬の乾燥は厄介なモノ。何とか工夫をして、シワやカユミを防ぎ、この嫌~な老け顔をつくる冬将軍をやりすごしたいものです。

 

 

 

 

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