2025 年Japan FesがNYとパリで100万人の日本食の祭典として開催中!デュッセルドルフの日本デーは5月24日・ベトナム3月8日!

イベント

コロナ禍で一時中断されたものの、最近では毎年開催されている世界最大規模のJapan Fes(ジャパンフェス)。

主催者のニューヨークにオフィースを構えるA Forward Inc.では「2025年は、世界でイベント数を70回予定し、2,000以上の出店数を、参加者数を100万人を目指しています」と語っています。

今年は、すでに3月からパリで、ニューヨークでは1月からベンダー(屋台)が出て、活気のあるジャパンフェスが繰り広げられています。

また、JAPAN Fesとは別団体による、「日本デー(ヤーパンターク)」が、ドイツのデュッセルドルフで、5月24 日に開催されます。

また、ベトナムでも3月8日、「Japan-Vietnam Fes」が開催され、世界を上げて日本食礼賛のイベントが盛り上がりをみせています。

「Japan Fes」そして日本食の人気の秘密とは?

2013年に最初の日本食のイベントがニューヨークで開催されました。コロナ禍を除きながらも、着実に規模を拡大し、2025年はニューヨークとパリのイベントの規模は、100万人を超える参加者が見込まれています。

なぜこれほどまでに日本食が世界で人気を集めているのでしょうか?

私の3年間にわたるニューヨーク滞在経験をふまえると、以下の理由が考えられます。

①寿司やラーメン、たこ焼き、だしなどの流行。日本食は世界中で定番のグルメとして親しまれています。特に寿司やラーメンなどは、多くの都市で専門店が急増し、現地の食文化にも溶け込んでいます。

②アニメなどに代表される日本のカルチャーの人気が日本食への関心を高めています。

③世界的に有名なセレブ達の中には、日本食あるいは日本文化の熱心なファンが多く存在します。

例えば、マドンナ、ビヨンセ、レディー・ガガ、トム・クルーズ、エリック・クラプトン、ニコラス・ケイジ等多数。彼らの影響力が、日本食の認知度をさらに高めています。

また、日本勤務経験のあるニューヨーカーのアンソニー・アルバレツ氏は次のように語っています。「日本食は一般的に健康的と考えられています。日本人のイメージは健康的で優雅ですらあるということ。アメリカの食事と比べると、日本食は砂糖が控えめなため多くの人が魅力的と感じています」と。

そんな日本食の魅力を存分に味わえるJapan Fesは「和洋折衷」というテーマのもと、2025年はニューヨークとパリで同時開催中。伝統的な日本の祭りの雰囲気を楽しみながら、世界各国の文化と融合するイベントとして、今後ますます注目を集めることでしょう。

NYは1月から11月にかけて30カ所で開催!

ニューヨーク市は、お隣のニュージャージーを含めると、約8万超の人が暮らしているとされます。特に、ヴィレッジのセント・マークス・プレイスは日本食店が立ち並び、日本人街と呼べそうなエリアです。

「Japan Fes」の各イベントでは、ラーメン、から揚げたこ焼き、お好み焼き、焼きそばなどの屋台メニューを楽しめます。また、日本からも出店する店もあり、熱気溢れる「ジャパンフェス」となっています。

主催者代表のドラゴン・山本氏は「海外日本人コミュニティーの団結、TEAM JAPANの形成をミッションに掲げ、日本食ファンと日本のレストランを結ぶコミュニティー作りにこれからも全力をあげていきたいと思う」と語っており、日本在住の人々の心にも深く響くものではないでしょうか?

また、今年4回目を迎えた「ジャパンパレード」は、快晴の5月10日(土)に110の団体2,600人が参加しました。72丁目セントラルパークWからコロンバスアベニューまで、広いニューヨークの道路を練り歩いたのです。

NYの友人からメールと写真が送られてくるほど、ニューヨークは盛り上りをみせたのです。

また、参加者は食べものだけではなく、ライブパフォーマンスや日本の伝統的着物アートを楽しんだり、満喫していました。

NYでは約30日間のイベントが組まれ、ミッドタウン西、イーストヴィレッジ、チェルシー、アッパーウェストサイドなどの各地区で、JAPAN Fesが開かれる予定です。

 パリでも「JAPAN Fes」が開催!凱旋門周辺など15カ所で!

パリに住む日本人の数は、1万592人(2023年10月)、フランス全土で3万6204人となっています。人数は決して多くないものの、パリでは中華料理が減少し、日本料理店が増えているといわれています。

パリの「日本食への愛」は非常に強く、料理人や経営者も日本人でない方も多いのが特徴です。「おにぎりブーム」で、パリのおにぎり屋さんには連日行列ができているとか。

すでに3月からパリではJapan Fes Parisが開催されており、これから2025年12月13日まで、6区のサン=ジェルマン=デ=プレの教会や、右岸の8区のマドレーヌ寺院など15カ所で実施される予定です。

JAPAN Fes Parisでは、まだまだボランティアの方や出展者の方を募集しているようです。JAPAN Fes Parisもニューヨークのように人出は多く賑わいを見せています。

※ネット参考情報:A Forward Incは、37-39Crecent St. Long Island City, NY 11101 に所在するニューヨーク登記の会社です。

ドイツのデュッセルドルフで5月24日「日本デー」開催!

デュッセルドルフは大手日系企業が集まり、6千人を超える日本人の方々が暮らす欧州第3位の日本人コミュニティーです。

2002年から始まった「日本デーは(ヤーパンターク)」は、毎年数十万人が来場するイベントに成長しています。

イベントでは、日本食の屋台はもちろんのこと、コスプレのファッションショーカラオケ大会弓道や合気道などの日本の伝統文化の実演もあり、盛りだくさんの内容です。

主催者は「日本デーの開催日は、夏日になることが多く、冷たいキリンビールを片手に、焼きそばを食べながら和太鼓のショーを見たりするのが日本デーならではの光景です」と語っています。

この日は、国籍を問わず、日本に興味を持つ人々がライン川の川岸に集り、コスプレをしてアニメのキャラクターになりきる姿も!

23:00には花火大会がスタートし、夏の夜空を美しく彩ります。

 ベトナムで3月「Japan-Vietnam Fes」がホーチミン市で開催!

2025年3月8日(土)~9日(日)の2日間、のべ40万人以上の人々が参加するベトナム最大級の日越交流イベントが開催されました。

イベントでは、人気のある日本食グルメの販売に加えて、和太鼓や三味線とベトナムのアーティストとのコラボコンサーㇳ武道のデモンストレーションなどの日本文化の紹介と交流が行われたのです。

現在、ベトナム在留邦人の数は17,410人(2024年現在)で、それほど日本人の数は多くはありませんが、日本人に親しみを感じる人が多いよう。例えば、ベトナムのオートバイに占める日本車の割合は、98.6%を占めています(ホンダが79.3%、ヤマハが18.9%)。

また、日本に住む(在留カードなどを持つ)ベトナム人の数は,約63.4万人と多く、国別で中国人に次ぐ数となっています。

日本とベトナムは深いつながりがあり、こうした文化交流イベントも盛んに行われているのかもしれませんね。

まとめ

  • ニューヨーク
  • パリ
  • デュッセルドルフ
  • ホーチミン

以上の都市などは、Japan Fesや日本デーなどのお祭りが開催され、日本食への関心がますます高まっています。

これからも食文化だけでなく日本文化や技術などの分野にもさらに関心が集まり、外交や国際的協力が進展してゆくことが期待されます。

 

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