「亀十」が銀座三越の地下1階・食料品催物に老舗和菓子店に来ていました。このお店は、浅草に店舗があります。不定期で三越の催物に登場していますが、毎回、エスカレーターを囲むほどの行列になっている人気の老舗和菓子店です。そんな「亀十」についてご紹介します。
浅草名物「亀十」のどら焼きが大行列? お店について
「亀十」は、浅草に店舗があり、創業から100年近くが経つ老舗和菓子店です。お店は、浅草寺の道を挟んだすぐ近くにあり、各線浅草駅から、徒歩2-4分のところにあります。常に行列があるので、初めて訪れてもすぐに分かります。
「亀十」という店名は、正確な由来は不明ですが、長寿で縁起のいい動物とされる「亀」と、一から十のひと単位の中で、一番数字が大きい十を掛け合わせたと伝えられています。
一番人気は「どら焼き」で、都内3大どら焼きの1つと言われています。ちなみにほかの2店舗は、上野の「うさぎや」と、東十条の「草月」です。
浅草名物「亀十」で人気商品は?
浅草名物「亀十」で人気の商品について紹介します。
どら焼き(391円(税込)賞味期限:製造日含め3日間)
なんと言っても不動の1番人気は、「どら焼き」です。
直径10㎝はありそうな大きなどら焼きで、ずっしりとした重さがあります。このどら焼きの特徴は、1つ1つ職人さんが手作業で焼き上げた皮生地の部分だと思います。一般的などら焼きは、均一のきれいな皮生地ですが、亀十の皮生地は、焼き色にムラがあります。陳列されている商品は、1つとして同じ焼き色ではありません。伝統の技法で1つ1つ丁寧に焼き上げられた商品は、目でも楽しませてくれます。
皮生地の魅力は、その不均一な焼き色だけではありません。どら焼きとは思えないほど手で持った時のふわふわ感がすごいのです。そして、食べると、そのふわふわ感とモチモチ感に感動します。
そして、中身のあんこ部分も、もちろんこだわりが詰まっています。あんは、黒あんと白あんの2種類があります。黒あんは、北海道の十勝産の厳選された小豆をつかっています。白あんは、手亡豆(てぼうまめ)という白インゲン豆をつかっています。ちなみに、白あんの方が人気です。
製造は、焼き専門の職人と、餡付け専門で、それぞれに職人がいるというので驚きです。でも、だからこそ、このおいしいどら焼きが出来上がるのだと納得します。
松風(280円(税込)賞味期限:製造日含め3日間)
どら焼きに次ぐ人気商品は、松風です。名前の由来は、松の木のように見えることから「松風」と名付けられたそうです。
茶色のスポンジのような生地にあんこが巻いてある商品です。生地部分は、黒糖を使用していて、スポンジのようなフカフカの生地です。しっかりとした黒糖風味の生地とつぶし餡がとてもよく合っていておいしいです。
亀十最中(330円(税込)賞味期限:製造日含め5日)
最中の1番の特徴は、まるでマリトッツォのようなその見た目です。最中の皮が閉まらないほどあんこがたくさん入っています。あんこ好きには、たまらない見た目です。
あんは、どら焼きと同様に黒あんと白あんがあり、どら焼きよりも甘さ控え目で作られています。皮部分は、もち米を使ってサクサクしていて、口に入れるとスッと溶けてしまいます。
そして、栗まんじゅうの最中は、大きな栗が1粒入っています。大きい栗とたっぷりの餡で最後まで美味しくいただけます。
浅草名物の亀十のどら焼きが大行列?お土産にも人気! まとめ
浅草の店舗の営業時間は、10:00~20:30です。浅草まで行かなくても、都内のデパートでも購入できます。日本橋三越本店で毎週木曜日(お一人さま各3点まで)、銀座三越で毎月第4水曜日に購入できます。
「マツコの知らない世界」でも、あんみつ特集をされていましたが、あんこ系の人気がじわじわときていると思います。一度有名店のお菓子を週末のご褒美に食べてみませんか?
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