若いZ世代の女性から、
「サウナ」が流行していて、
もっぱらデートは
サウナで行うという女性のお話。
寒くなってからよけい
サウナは身体が温まって
気持ちよく、
流行りの言葉で言えば、
「サ活(サウナに行くこと)で
身体を「整える」ことが
習慣となってしまったとのこと。
この「サ活」を毎週末ごとに
カップルで行っているというから
驚き!
今回のサウナのブームは、
日経新聞によれば、
第3次サウナブームと
されている
第1次「サウナブーム」は、
1964年の東京オリンピックの際、
選手村にサウナができ、
全国的な規模で
サウナができたとのこと。
第2次「サウナブーム」は、
1990年代のスーパー銭湯が
流行した時に、
サウナが併設されたこと。
第3次「サウナブーム」は
2016年頃からインフルエンサー
を中心にSNSで
サウナブームが起きたそうです。
加えて、2019年にタナカカツキ氏が
サウナを題材に書いた
マンガ&エッセイ『サ道』が
ヒットして、ブームに火をつけたとのこと。
1. 女性にとっての第3次「サウナブーム」の「サ活」「整う」とは?
第3次サウナブームの特徴はと
言えば、「サ活」の本格的な
入り方が普及したことが
あげられます。
第3次ブーム以前は、
入り方がよくわからない人が
ほとんど。
スポーツクラブのサウナでは
身体に水をかける人は少なく、
足に水をかけておしまいにする人
が続出。
温泉併設のサウナでも、
温冷浴の意味が
よくわからない人が多く、
水風呂があっても入らない方が
ほとんどでした。
では、ここでは、
本格的なサウナの入り方、
「サ活」のやり方をご紹介します。
「じゃらんニュース」を参考に
要旨をまとめますと……
①まず、頭や身体をざっと洗いましょう。
髪の毛を洗うのが大変な方は、
タオルやサウナハットで
頭を覆うのがよいでしょう。
②サウナに5分から10分入りましょう。
決して無理せず、
5分くらいでもOKです。
ドライサウナは高温低湿なので、
髪の毛がいたみやすいため、
気になる方は、
濡れタオルで髪を
守ることも大切とか。
③サウナでかいた汗をかけ湯で
流した後、水風呂に入ります。
(1〜2分)でOKです。
慣れるまでは、
水を手足にかけるだけでも
大丈夫、
慣れてくれば、
水の中に入れるようになります。
④その後は、「外気浴」です。
5分ほど休憩します。
このサウナ→水風呂のルーティーンを
3回ほど繰り返します。
(体調により回数を調節する)。
これが「サ活」です。
この後は気分が良く、
ストレスの解放にも
繋がります。
この状態を「整う」といいます。
2021年の温冷浴の認知度の
推移を見ますと、
2016年に「温冷浴」を知っていて、
実践している人が全体の13.4%。
2021年は33.7%と
格段の進歩です。
(Japan Sauna Survey2022)より
コロナの流行でサウナ人口が残念なことに
1000万人ほど減ったとされています。
でも、「サ活」がメディアで
取り上げられるようになって、
2019年以降、都市部で
サウナがブームとなり、
関東圏では
「ミドルサウナー」が
若干増えているとのデータも
あります。
(Japan Sauna Survey2022より)
2. 医学的見地から、サウナの効用。高血圧に効く?美肌?
●日本サウナ学会代表理事で、
慶応義塾大学医学部の
特任助教も務める医師の
加藤蓉崇先生。
先日、NHKの取材に
こたえて
「入浴とサウナ浴をした人の方が
睡眠の質が高い傾向があるという
結果が出ました。
また、サウナに入った後は、
高血圧、心筋梗塞の
低減効果がある。
そして血液の循環が良くなる」
とサウナの健康に
対する効用をこう話すのです。
●また、サウナの本をお出しになった
自律神経の名医でもある
順天堂大医学部教授の
小林弘幸氏の著作によると……
「サウナを活用して自律神経を
刺激し、血流を促進させることで、
肌を若々しく、育毛も促すと
思います。
サウナで汗をかくことで、
皮膚の保湿効果も期待できる」
とのこと。
●前述の加藤医師によれば、
サウナに入って、
肌がすべすべするのは、
熱刺激を受けることによって、
分泌される
”ヒートショックプロテイン”
が関係するとのこと。
以上、2人の医師のお話でも、
サウナは美肌と健康を作る!
と言っても過言ではないでしょう。
3. 新しいコンセプトの本格的サウナ3選!野尻湖に飛び込める!?
目下、「サ活」がブームになり、
サウナの正しい入り方も定着してきました。
①The Sakura yksi/kaksi
フィンランドでは、
サウナに入った後、
冷たい湖に入る風習があるそうです。
日本にも、本格的フィンランド式
サウナが登場しました。
長野県の野尻湖に
飛び込めるという新しい
サウナスポットです。
②東京新宿天然温泉「テルマー湯」
女性が一度はやってみたいと思う
泥パックが人気の
「テルマー湯」。
露天風呂の湯は伊豆から
毎朝運んでいる泉質の
ナトリウム硫酸温泉。
エステ、岩盤浴など多種多数。
③「スカイスパYOKOHAMA」
横浜駅から3分の場所にある
「スカイスパYOKOHAMA」。
さまざまなお風呂、サウナ、
リラクゼーションルームが完備のホテル。
ドライサウナでは、
サウナストーブにアロマの香り
のする水をかけ、
蒸気を発生させます。
それをタオルで仰いで、
汗を出させるのです。
フィンランドとドイツの
サウナの良いところを
ミックスさせたサウナの
あり方を模索している
スカイスパ。
「あかすり」や
リンパオイルトリートメント、頭皮エステ、
フェイシャルコース/足裏角質ケア、
ボディーケア、タイ古式療法、
アロマトリートメント、
炭酸洗顔、デトックス、
英国式リフレ、台湾式デトックスリフレ、
アイラッシュ・まつ毛パーマ、
などさまざまな美容コース
を取り揃えているのです。
女子には嬉しい
「ヨガスパ」。
床暖房スペースでヨガをやり、
その後スパに入る
プログラムが
スカイスパにはあります。
ホテルもゴージャスで、
泊まりがけで美の探求の旅に
出かけるのも、
またヨロシイかと。
4. 本格的サウナの登場で、「サ活」がますますヒートアップ!
いろいろと、女性とサウナについての
考察をやってきましたが、
昔のサウナとは違って、
現在の「サ活」は、
本格的なのです。
今度は、女性たちが
第3次サウナブームの主役です。
サウナを美肌、気分転換、
ストレス解消にと
積極的に取り入れています。
寒い冬がやって参りました。
サウナは真冬に
欠かせないマストアイテムとなっています。
じんわり温まって、
真冬にたまの汗を流そうではありませんか?
美肌、健康にも良いと
お医者様にも推奨されています。
「真冬に身体を整えてみませんか?」
(追伸)
第3次サウナブームにあやかって、
今年のクリスマスの
12月25日(土)テレビ東京で、
午後4時から
「#サ道〜2022年冬〜」
が上映されます。
どうぞ、お楽しみに!
by sono
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