南海トラフ首都直下地震から身を守るには? 水常備薬とスマホバッテリー等6選!

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2024年8月8日、宮崎県日向灘(ひゅうがなだ)を震源とする最大震度6弱が起こり、「南海トラフ『巨大地震注意』」の臨時情報が発表されました。

その翌日、2024年8月9日、神奈川県で震度5弱が報告され、思わずヒヤっと致しましたが、これは南海トラフとは関係なかったようです・・・

本稿は有識者の意見を紹介しながら、南海トラフなどの巨大地震にどう備えるべきか?分かりやすく、深掘りします!

南海トラフ地震の心配は?

今のところ各地の観測データからは、巨大地震につながるプレート境界の異常は検出されていません。でも、気象庁は、8月15日(木)に「大規模地震発生の可能性はなくなったわけではないので、十分注意しつつ、1週間の呼びかけを終える」とアナウンスしました。

何事なくて、良かったけれど、南海トラフ地震の危険性が去ったわけではありません。南海トラフ地震は、一説には死者23万人ともいわれています。

政府は今後30年以内に南海トラフ地震が起きる確率は、70%から80%と見積もっています。

南海トラフ地震とは?

南海トラフ地震とは、どんな規模で起こるのでしょうか?

政府の想定では、「最大級の南海トラフ地震が起きれば、静岡県から宮崎県にかけた10県で最大震度7の揺れに見舞われる」

「津波は最短数分で襲来し、最大34メートルに達する。死者・行方不明者は23万人に膨らむ恐れがある

(注)ご心配な方は、【南海トラフ地震】各都道府県別被害「建物」被害予想でお調べください。

 東京の首都直下地震とは?

首都及びその周辺地域の直下で発生するマグネチュード7クラスの地震及び相模トラフ(相模湾から房総半島南東沖までの海底の溝)沿い等で発生するマグネチュード8クラスの海溝型地震のことです

首都直下地震に関する内閣府の被害想定は以下の通り。死者の数の想定も南海トラフと比べものにならないほど少ないのが特徴か?

  • 死者2万3千人
  • 死者の7割の方が焼死
  • 今後30年で、70%の確率で起こる
  • 帰宅困難者は最大で8千万人
  • 都内だけで、仮設住宅は18万人分不足

※ご心配なら、内閣府の防災のページをどうぞ。首都直下地震の被害想定と対策について、見やすい被害想定地図が掲載されています

国をあげて「国土強靭化計画(こくどきょうじんかけいかく)」を行っていますが!

京都大学大学院の藤井聡教授は、以下のように首都直下地震のことを述べています。

首都直下地震に関していえば、今の国土強靭化を抜本的に加速し、「年間1.6兆円」の予算を追加すればそれで事足りる。

高潮対策は年間約0.2兆円

洪水対策は年間約3.5兆円

の予算を追加すれば、以上の対策を10年で完了することができる」とキッパリ。

また、「『国土強靭化』の更なる加速化をはかるため、123の対策について中長期の目標を定め、令和3年度から7年度までの5年間で、重点的かつ集中的に取り組んでいる」と内閣府。

だが、首都直下地震はそうだとしても、23万人もの死者を出すという南海トラフ地震は、とてつもなく恐ろしい。

なんとか、ならないものか!

今のところ、自助努力として、以下の情報をご参考にされたし。

大きな地震が起きたらどうするか?

注意点

  • 机の下などにもぐる
  • 火の始末はすばやく コンロの火を消しガスの元栓を締める。
  • ドアや窓を開けて、逃げ道をつくる
  • 火元を確認、出火していたら初期消火
  • 家族の安全を確認
  • 靴をはく
  • 非常用持ち出し袋を手近に用意する
  • 隣近所の安否を確認
  • ラジオなどで情報を確認
  • 家屋倒壊の恐れがあれば避難する
  • 車は使用しないこと(山岳部などの一部地域を除く)
  • 子どもを保育所や学校に迎えに自宅を離れる時は、必ず目立つところに「メモ」を張る
  • さらに出火防止を。ブレーカーを切る
  • 隣近所と協力して消火や救出活動を

■さらに注意点

  • 生活必需品は備蓄で間に合わせる(災害から3日間は外からの応援は期待できない。)
  • 壊れた家には入らない。
  • 引き続き余震に注意

避難所での気をつけること

  • 集団生活のルールを守る
  • 助け合いの心を
  • 3蜜(密閉・密集・密接)を避ける
  • 衛生管理に注意を払う

無印良品の場合何を非常用袋に入れるか?

「暮らしの備えいつものもしも」と題したパンフを発行している。インターネットでも見られるが、パンフの方が分かりやすい。

■リマインダー

  • 避難所に入れない場合もあるので、知人・友人宅に事前に御相談しておくことも大切
  • 雨や川の水を鍋の中にいれ沸騰させて飲む場合もある
  • サバイバルトイレの使い方
  • 避難所へもっていく物としては水、食料。水害の場合は体をふく物が必要です。食料は避難が長期間になれば、配られます
  • ペットの訓練と確認
  • 「7日間を生き延びよう」というタイトルの下、最初の3日間は冷蔵庫・冷凍庫にあるものを食べてしまいましょう。例えば、食パンなど
  • その後、非常食を食べる
  • ペットを受け入れない避難所もあるので、事前チェックを
  • 被災して、3日間は、ローリングストック方式で蓄えた食料食べます。

※ローリングストック方式とは、食べた後その食べた分だけ買いましておく方式。

※残念ながら、リュックはついていない。でも、防水加工のリュックやきんちゃく型などのリュックが色々取り揃えてある!

15点のパッケージの中身はどんなもの?

  • 携帯用トイレ(3日分)
  • 大判ボディーシート
  • コンパクトヘッドライト
  • 長タオル

その他、15点が一つのパッケージになっている。3,490円。(食料は入っていない)

※折りたたみヘルメットは子供用で4,990円、ガスコンロ6,990円などは別売りで

AMAZONの場合「備えて安心24点女性用防災セット、リュック付き」がイイ!8,140円

リュックの中身

  • 保存食(白飯、わかめご飯)賞味期限5年保存食、アレルギー対応食
  • 非常用トイレ(トイレ便袋2セット:1000ccの弁尿収用専用袋、ゴミ袋は使用していません)
  • 非常用飲料水(保存水5年)
  • 口腔ケア(歯磨き粉付き歯ブラシ、糸ようじ)
  • ランタンライト
  • ミニホイッスル
  • 目隠しポンチョ
  • カイロ
  • 女性用ナプキン、絆創膏、清浄綿、ウエットティッシュ、ポケットティッシュ、ドライシャンプー。

以上は、「備えて安心24点女性用防災セット、リュック付き」の中身一部、値段は8,140円

などその他にも多種多数の避難用防災グッズがあります。

最後に気を付けて欲しいこと?

  • ハザードマップで自宅や職場、学校など、その土地のリスクを知ること。市役所の防災課に電話すると丁寧に教えてくれる。防災マップの見方も教えてもらえる。
  • 窓ガラスの飛散防止や家具や家電の固定
  • 避難場所の確保
  • 家族との連絡手段を決める
  • 常に水や常備薬などが入った非常持ち出し品を持ち歩く
  • スマホや携帯や携帯電話、携帯ラジオなどの電源の確保や予備バッテリーを確保したい
  • デマ情報には気を付けたい

 まとめ

以上、お分かりいただけたでしょうか?

今、政府も必死で「国土強靭化(大規模自然災害時に対し人命を守り社会経済への被害が致命的にならないよう、事前の備えをする)」計画を行っています。何兆という単位の莫大なるお金を使って、災害を事前に最小限におさえるべく、頑張っています。

それでも足りないなら、我々の自助努力で災難に対処しなくてはなりません。

首都直下地震は2.3万人の死者で抑えられ、ある程度の目途がたったよう。

あとは、23万人もの死者が出ると言われている、南海トラフ地震対策が急務です。

「政府は今後30年以内に南海トラフ地震が起きる確率は、70%から80%と見積もっている」

南海トラフ地震の経済的被害は最悪の場合、1,410兆円に達すると試算した。国家の危機に備えるには耐震補強工事だけでは足りない。

大都市に集中する人口を分散する必要がある」と日経ビジネス(2018年)。今、国土強靭化政策以上のさらに大胆な施策が求められている。

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