世界の歌姫Adoが売れたきっかけは?ワールドツアーの後は日本のアリーナツアーで歌いまくる!

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日本にAdo(アド)の名を知らない人はいないのではないか?と思うくらいにAdoの知名度はうなぎのぼり!

2020年の「うっせぇわ」のメジャーデビューから、日本の楽曲としてはじめてアップルミュージック世界No.1の快挙なしとげ、今年春のワールドツアーの成功などAdoの動向には目が離せない。

7月から全国9都市18公演の「Ado JAPAN TOUR 2024」を目前に、Adoの過去そして未来を探ってみた。

Adoが売れたきっかけは?

Ado(アド)は、2020年10月15日にユニバーサルミュージック内の「Virgin Records」からメジャーデビューをした女性シンガーです。

元々は歌い手として活動しており、2017年の2017年の1月10日にボカロPであるクワガタPさんの「君の体温」の歌ってみたを投稿し、彼女の歌い手としての活動が始まりました!

 

グローバルなAdo アジア、ヨーロッパ、アメリカ全14都市歴訪!

もともとAdoは海外で人気が高い。「新時代」は、アップルミュージックのデイリーチャート「トップ100:グローバル」では、日本の楽曲としてはじめて世界1位にランクインされています。

これを10代のAdo が成し遂げたのですから、歴史的な快挙というべきでしょう。

今回は、そんな人気のあるAdoの世界公演に7万人ものオーディエンスが詰めかけたそう。

世界中の若いファンからは「素晴らしい公演だった。涙が出てきちゃった、泣きだしそう」とか。

「Oh, my God!」「So, good!最高!」というような称賛の声が数多くSNSに寄せられていました。

また、米国のキーボード奏者の方は、2024年3月のNYでのコンサートでの感想を「素晴らしいライブでした。この経験は忘れられません。キーボード奏者として大きな支えになります」と述べている。

Adoの魅力のひとつは、優れた歌唱力にあり

ボイストレーナーのいくみ氏はAdoの歌唱力の秘密をこう分析する。

Adoさんの曲では、1曲の中に何人もの歌手が歌っているかのような様々な声色が出てきます。例えば低音部分の場合は宝塚の男役のような男性らしく芯のある声、逆に高音部分は女性ではかなり高い音までも違和感なく出してきます。さらに裏声は声楽歌手のような太い裏声を使います。最近の歌手の中では聞かない特徴のある声の出し方ですね

また、バンコク在住のボイストレーナーのIVANAさんは、Adoの音楽の特徴をこう要約する「Adoさんはなんといっても声の使い分けの巧みさがずば抜けています」と。「喉の高さ、声帯の状態、息の量等、体の精密なコントロールができてこそ可能になるテクニックです」。

そんな歌唱力に加えて、なぜか時代にマッチする日本のミュージックシーンにしっかり根付いたレコード会社などのブレーンの戦略がいかんなく発揮されているようです。

小学校高学年にはニコニコ動画やYouTubeをみて、その後?

従兄弟の影響で、父親のパソコンでボーカロイド(歌声合成技術のソフトウエア―)曲を聞いて育ったとか。

小学校高学年からニコニコ動画やYouTubeを見ていたとのこと。そのうち顔出しをしないで活動する「歌い手」になりたいと思うようになったのです。

14歳の時ボカロ楽曲「君の体温」のカバーを録音し、メディアの投稿したところ、プロデユーサーの目にとまり、ボーカリストとしてグループに参加し、知名度も上がってきました。

2020年10月ずばぬけた歌唱力が反響を呼び、「うっせぇわ」でデビューしたのです。その後「うっせぇわ」は大ブレイクし、21年3月15日付のBillboard Japanにおいて総合1位を獲得したのです。

あとは、皆さんご存じの「新時代」のメガヒットをもたらしました。日本レコード大賞をはじめとして、前述のアップルミュージックにおいて「世界一位」の金字塔を打ち立てたのです。これは日本のミュージシャンにとって初の快挙となりました。

2022年の8月17日、Billboard Japan において「新時代」「逆光」「私は最強」が総合1位から3位を独占しました。まさしく、Billboard Japan はこの時Adoの独壇場と化しました。

そして第74回NHK紅白歌合戦初出場」と続きます。

2024年2月からAdoは世界各地の14都市を回るワールドツアーにでかけました。7万人を動員したのです。

また、4月27日、28日には国立競技場で、女性ソロアーティスト初となるライブを行いました。7月からは、全国アリーナツアーが始まります。「AdoJapanTour 2024」モナ・リザの横顔というタイトルで行われます。

タイトルを聞いただけで興味シンシンですね。

Adoの夢は?日経トレンドで語っている!

世界制覇もしたし、7月からは日本の14カ所ものアリーナツアーもやる予定。

そんな彼女が「日経トレンド」というメディアで夢を語っている。Adoの目標は、

  • 米国のグラミー賞をとること
  • 世界の音楽イベントに出場すること
  • 前例のない規模の世界ツアーを行うこと

以上、3つの目標を公言しました。

グラミー賞は、坂本龍一、小澤征爾など23名の日本人受賞者が過去にはいます。それにAdoが名を連ねたいという気持ちは十分すぎるくらいに分かります。Adoはグラミー賞についても、トップランナーとしての心意気を見せてくれました。

ヤフー知恵袋では、Adoがグラミー賞を取りたいと思っているのが、一時話題になっていました。

その中で、はにわさんという方がまっとうな意見を述べていました。「今のところAdoのファンはアニメ、特にワンピースのファンでオタクがほとんどだと思います。・・・・・でも、まだ若いし、歌唱力もあるし、英語を学んで、サビだけでも英語歌詞の曲をだせば、いつかは可能性があると思います。

正直、日本の歌手のほとんどは歌唱力でアメリカに通用しないと思いますが、Adoは実力あるだけではなく、アメリカにはいないタイプなので、逆に期待がもてます」とのこと。とても参考になる意見だと思うのですが、いかがでしょう?

まとめ

海外でもAdoの人気が高まっており、ファン層はオタクに限らず、音楽家を含む幅広い聴衆に及んでいるようです。彼女の今後の活動に期待が高まります。

以前は口パクではないかという疑念もありましたが、それがほぼ払拭され、7月から始まる全国アリーナツアーの18公演のチケットは、好調な売れ行きを見せています。抽選予約受付は既に終了しており、2024年5月6日(月・休)23:59に締め切られました。

 

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