ふたご座流星群2023いつ見れる?見どころを解説!

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天体観測 ~ふたご座流星群情報も!~

10月も終わりに近づき、朝晩はぐっと冷え込むようになりました。あの暑かった夏の日々が嘘のようです。冬になると星がいっそう輝いて見えるので、天体観測をしてみたいという人や、ゆっくり星を眺めてみたいという人もいるのではないでしょうか。

この記事ではふたご座流星群2023いつ頃見れるのか?などを解説していきます。

 

ふたご座流星群いつ見れる? 冬に星がきれいに見える理由

冬に星がきれいに見えるのは、空気が澄んでいるからです。
冬になると空気が乾燥します。だからハンドクリームなどの保湿グッズが欠かせないという人もいるかもしれませんが、この空気の乾燥が美しい星空を演出してくれます。

もう少し説明しますと、冬は気温が下がりますので空気中の水蒸気量が少なくなります。夏は梅雨時が重なると空気中により多くの水蒸気が発生しますが、これが星空観察を妨げるのです。水蒸気量が少なく、視界を邪魔しない冬は夏に比べて星空がきれいに見えるといえます。

また、日没が早いので早い時間からゆっくり時間をかけて夜空を眺めることができることも気持ち的な問題で星を美しくしているのではないかと言われています。

ふたご座流星群2023いつ見れる?

さて、2023年もあと2か月程ですが、年の暮れが近づく12月14日(木)~15日(金)にかけての真夜中、ふたご座流星群が極大を迎えるという情報があります。

ふたご座流星群とは「しぶんぎ座流星群」、「ペルセウス座流星群」と並んで三大流星群の一つです。そもそも、流れ星は一年中流れているものなので、条件がそろっていれば季節を問わず見ることはできます。

しかし現代社会では特に都会の街明かりが強すぎるということもあり、住んでいる場所などの条件によってはほとんど星を見ることができない場合もあります。

それでも星が見たいという人は流星群の時期を狙うのがいいのですが、三大流星群の時期は毎年ほぼ安定して多くの流れ星を見ることができます。

これから観測可能なふたご座流星群は明るい流星が多く、条件次第ではありますが一晩で観測できる流れ星の数が最も多いのが特徴です。三大流星群の中でも特に注目されている流星群です。

また、今年は前日の12月13日(水)が新月のため、月明かりの影響も受けにくいということです。ピークは14日(木)の午前2時ごろかと思われますが、13日(水)の21時ごろからも観測できる流れ星の数が増えてきます。

今年は特に好条件がそろっているようですので、ここ数年で最もたくさんの星を観測することができるのではないでしょうか。

星空を眺める場所~こんな場所で観測しましょう~

流れ星をたくさん見たいのならば、場所としては人工的な光が邪魔をする都会よりも田舎のほうがいいでしょう。

また、平地よりも高地で眺めるほうがよりたくさんの星を観察できます。これは、高地になるほど空気の層が薄くなるからです。

ここでもやはり邪魔するものがないほうがよく見えるということです。お住まいの地域で条件に合った場所があればそこに狙いを定めてください。

ちなみに私の住んでいる地域は田舎ではないのですが、私の友人はよく自宅の屋根の上で流星群を観察していると言っています。もちろん、ご自宅の屋根によってはこの行為は危険ですのであまりすすめられませんが、田舎へ出かけるのが大変だとしても高いところまで行けばそれなりに星を眺めることができるということです。

私は一度その友人から、近所の民家から撮ったものとは思えないような流星群の写真をもらったことがあります。

特に最近はSNSなどでよく見えるスポット情報をリアルタイムで発信している人もいると思いますので、うまく情報をつかむことで充実した星空観察ができるでしょう。

 

ふたご座流星群2023の方角は? 星空観察の注意点

続いて、ふたご座流星群を見ることのできる方角ですが、どの方角でも見ることができます。できる限り空一面を見渡せるような場所で、やはり町明かりなどが邪魔をしないという条件を満たすことが大切かと思います。

理想的なのは、広場でレジャーシートを敷いて暖まりながら空を眺めることでしょうか。

星を眺める場所が決まったら、次は暗闇に目を慣らす必要があります。そのため、星が見えなくても暗くなってから10分~20分程度は空を見続けることをすすめたいと思います。

結構な長時間を屋外で過ごすことになりますので、しっかり厚着をして温かい飲み物などを用意しておくといいでしょう。人が多く集まる場所で眺める場合は周囲の人への配慮も忘れないようにしたいですね。

まとめ

今年のふたご座流星群はよく見える条件がそろっているので、うまくいけば最高の天体ショーを楽しむことができるかもしれません。ピークは12月14日(木)から15日(金)にかけての真夜中です。事前に天気予報だけはしっかりチェックして、風邪をひかないように暖かい格好で出かけてください。

 


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