こんな場所もある!「京都府庁」でお花見を
3月に入り、だんだん春めいてきました。これからお花見を予定している人もいると思います。今回は、京都でのお花見を考えている人に向けて、穴場のお花見スポットを紹介します。
京都で風流な場所は寺社仏閣だけではありません。円山公園や清水寺などのお花見とあわせて、京都市営地下鉄沿線にある「京都府庁」にも足を運んでみてはいかがでしょうか。
今回は京都駅からのアクセスも便利な京都府庁旧本館のお花見スポットを紹介します。
京都府庁旧本館の桜お花見スポット紹介
京都府庁は京都市営地下鉄烏丸線の沿線にある京都府行政機関です。
こう書くとお堅いイメージになりますが、京都府庁の庁舎は明治時代に建てられたもので、当時の雰囲気を味わうことができる趣のある場所です
。特に今回お花見スポットとして紹介する旧本館は国の重要文化財にも指定されているのです。中には京都府庁の歴史を紹介する展示スペースや屋上庭園もあり、一般開放されています。
そんな旧本館で見ることのできる桜は6種あります。
特に注目してほしいのが大きな枝垂れ桜です。
これは、京都の有名お花見スポットである円山公園(祇園付近)の初代「祇園枝垂れ桜」の孫として繁殖された桜で、とても由緒のあるものです。
旧本館からの見ごたえは抜群です。
「紅八重しだれ桜」や「大島桜」など、旧本館を彩る桜は外で見ても旧本館から眺めてもとても美しく、明治時代の雰囲気とともに春を感じることができるでしょう。
京都府庁へのアクセス・開館時間等について
京都府庁へは京都市営地下鉄が便利です。
JR京都駅からですと地下鉄烏丸線「国際会館」行きに乗車し、「丸太町」駅で下車します。約8分の乗車で、運賃は260円です。2番出口から徒歩10分程度で府庁に着きます。
開庁時間は8時30分から17時15分で、休業日は土日祝日と年末年始です。入館料は無料です。一般駐車場は40台駐車可能で、利用料金は無料です。
京都府庁桜いつ見頃? トイレ情報
施設内のトイレ情報です。一般トイレにはベビーベッド等はありませんが、各界に設置されている多目的トイレにはベビーベッドやベビーチェアが設置されています。
また、子育て支援としてトイレ以外にも授乳スペースやオムツ交換スペースがありますので小さなお子様連れでも安心して利用できます。
京都府庁桜いつ見頃?お花見イベント「観桜祭(かんおうさい)」の開催
京都府庁の旧本館では、3月23日(土)から4月7日(日)まで「観桜祭」が開催されます。
期間中は旧本館から桜を眺めることができるのはもちろん、様々なイベントが開催されます。
3月23日(土)から24日(日)の2日間は切手展、4月5日(金)から7日(日)の3日間は京都のイラストレーター・ながたみどりさんのイラスト展が行われ、そこでは「話題の光源氏がネズミになったら?」をテーマにかわいいネズミと光源氏の物語の世界が融合されています。
期間中の土日は地元団体によるコンサートや茶席なども開催され、楽しい雰囲気で桜を味わうことができるでしょう。また、ハンドメイドの展示販売や4月の土日には毎年好評のマルシェも開催されます。
地元の人はもちろん、他府県から観光で訪れた人が立ち寄っても楽しむことができると思います。
また、3月30日(土)の11時30分から12時・14時から14時30分、4月6日(土)、7日(日)の10時30分から11時・13時30分から14時の時間帯は、京都府のゆるキャラである「まゆまろ」が登場します。
ゆるキャラ好きの人や子どもたちはぜひまゆまろと触れ合ってみてください。
開催期間中の旧本館への入場は無料ですが、茶席等のイベントによっては実費がいる場合もあります。
まとめ 京都に行くなら、ちょっと府庁にも立ち寄ってみましょう!
京都は観光地ですのでお花見スポットや観光スポットがたくさんありますが、春休みに京都を訪れたらちょっと府庁にも立ち寄ってみてください。他のスポットに劣らない見事な桜を見ることができます。
京都府庁自体が京都駅からのアクセスがいいのですが、府庁の周辺にもお食事やカフェを楽しめるお店がたくさんあります。近くには京都御苑もあり、ぶらぶら歩いてみるにもいい場所です。もしかしたら、ガイドブックには載っていないお店を発掘できるかもしれませんよ。
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